韓国留学におすすめ語学堂8選＠選び方・費用・学期・準備なども詳しく！

韓国留学をしたいと考えて、韓国語の勉強はどこですればいいのかと検索してみると目にはいってくる言葉が「語学堂」です。

しかし、「語学堂」といっても分からないことだらけ！

✓「語学堂」とは何か？

✓なぜ人気があるのか、選び方のポイントは？

✓授業の期間や費用は？

✓語学堂に入学にするにはどういう準備をしなければいけないのか？

などなど、留学を進めるにあたって気になることが沢山出てきますよね。

そこで今回は、ソウルのおすすめの語学堂を詳しくご紹介していくとともに、入る前に準備などについてもお話していきます:）

見やすい比較一覧表つきです。

韓国留学で人気になっている「語学堂」とは？

「語学堂」とは、公私立大学の付属の語学専門教育機関のこと。

✓大学付属のため、バックがしっかりしていて信用できること。

✓大学のキャンパスに通えること。

✓完全な営利目的ではないため、一般の専門学校より費用が安いこと。

この3つが大きなメリットです。

また、大学の寮があり、留学生へサポート体制がしっかりしている本大学生と交流ができる語学堂があるのも、留学生が嬉しい点です。

韓国政府は在外韓国人や外国人の韓国語の教育に積極的に取り組んでいて、韓国留学希望者のためのホームページも開設。「語学堂」の情報も掲載されていることは信頼に大きく値しますよね。

各語学堂も世界から多くの留学生をとりこもうと競いあっているため、教育プログラムの開発に余念がなく、付属の大学で開発された教材を使用したり、カリキュラムに文化イベントをとりいれたりし、経験豊富な教授陣もそろっています。

1クラスの定員は15名程度でみっちり韓国語の勉強したい人には最適な環境です。

また、留学期間によっては留学ビザもおります。

韓国留学で語学堂の選ぶときにチェックすること！

人気になっている「語学堂」。たくさんある中から、どうやって選んでいのか、どのポイントをチェックしたらいいのか、ご案内いたします。

どういう大学校の語学堂か？

韓国も公立と私立とあわせて大学が多数あり、それぞれ教育方針をもち個性や特色があります。どの大学校の語学堂なのかは、語学堂を選ぶ時の最大のポイントです。

期間と学費は？

どの語学堂でも、基本的なカリキュラムである正規課程は平日1日4時間の授業、週5日で20時間、1学期10週、合計200時間で、年に春・夏・秋・冬の4学期制です。

学費は志願料、登録料という名目の入学金が5～10万ウォン、1学期の授業料は120～180万ウォンぐらいです。教材費は別途かかります。

教育プログラムや教授陣が語学堂によって違うので、学費が安いか高いかは一概に比較はできません。正規課程以外にも数週間の短期コースや語学堂オリジナルのコースがあります。

授業（レベル別、人数）は？

授業はだいたい6段階のレベル別で行われます。

入学時にレベルテストがあり、クラス分けされます。自分の能力に応じた授業を受けられますられるのは安心！

1クラス、だいたい6～15人くらいです。

立地は？

ソウルにあるのか？地方にあるのか？空港から行きやすいのか？毎日通うに不便はないのか？気になる点ですよね。

たいていは、大学名の駅やバスの停留所があり、交通便のよいところが多いですが、一部ちょっと不便なところもあります。

交通の手段や学校の周囲がどんな雰囲気は調べておいたほうがいいでしょう。

寮があるのか？

語学堂には大学キャンパス内や通学に便利なところに寮があるところが多いですが、部屋に限りがあり、在学生全員はいれるわけではありません。

先着順だったり、2学期までなどの制限があったりするので、各語学堂の学生募集要項をご確認ください。

通いやすいコシテル（学生用の部屋、トイレやバスは共同）やワンルームを紹介するサービスのある語学堂もあります。

トウミ制度があるか？

トウミ制度とは外国人留学生が韓国語を上達させ、韓国での生活になれるために、韓国人在学生を担当につかせ、韓国での生活をサポートするという制度です。

トウミは“お手伝い”という意味で、語学堂によって呼び方は違い運営方法も違います。

韓国人と話したい人、韓国での生活になれない外国人留学生にとっては心強い制度です。

韓国留学におすすめ語学堂8選！今人気なのはここ！

数ある語学堂のなかで、ソウルで今人気のある語学堂8校について詳しく紹介いたします。

（学費は2022年12月現在の公式ホームページのもので、変動があります。）

延世（ヨンセ）大学校　韓国語学堂

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韓国の慶応と呼ばれるエリート大学、 私立延世大学の語学堂。

延世大学校は最難関大学のトップ3「SKY」（ソウル大学校・高麗大学校・延世大学校） の
「Y」にあたります。

語学堂を韓国内で最も早く1959年に創立。韓国語教育の先駆者で規模、カリキュラムも国内最大。1学期の在学生は約2300名で、2021年春までで151か国、14万人以上が教育をうけてた実績があります！

梨花（イファ）女子大学校　言語教育院

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韓国史上初の女子大、私立梨花女子大学校の語学堂。

言語教育院は1962年に設立。韓国語コースは1988年に開始し、韓国語教育の指導的な役割をはたしてきました。大学校は女性しか入学できませんが、 言語教育院は男性も入学可能。

発音を磨く“発音コース”もあります。

ソウル大学校 韓国語教育センター

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日本の東京大学にあたるエリート中のエリート。 最難関大学のトップ3「SKY」の「S」の、韓国の大学としては最高位の国立ソウル大学の語学堂。

言語教育院は1969年開設。すべての教授陣は人文社会学分野で修士学位以上を取得。長年の教育経験と専門知識をいかして韓国語教授法を開発し、授業の向上をはかるように努力しています。

高麗（コリョ）大学校　 韓国語センター

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日本の早稲田大学にあたる私立高麗大学校の語学堂。

高麗大学校は 最難関大学のトップ3「SKY」の「K」。語学堂は1986年に開設。今まで約9万人が韓国語センターの研修プログラムに参加し、毎年約1万人が 研修に参加。

最先端の教育環境とマルチメディア施設を誇っています。

慶煕（キョンヒ）大学校　 国際教育院

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2022年のTHE世界大学ランキングでは、文系の大学でソウル大学校、成均館大学校、 延世大学校に 高麗大学校次いだ私立慶煕大学校の語学堂。

韓国語教育は1993年から始め、毎年100あまりの国から約6000名参加。

韓国語の教育機関として初めてトウミ制度を開始し、言語だけでなく国際的な相互文化交流の懸けとなっています。

建国（コングク）大学校 言語教育院

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イ・ジョンソク、 イ・ミンホ、東方神起のチャンミンなど韓流スターを数多く輩出している私立建国大学の語学堂。

1971年視聴覚教育センターとして設立。1998年から韓国語教育プロクラムを開設し、世界30か国からの学生が学んでいます。

韓国語学研修生全員、大学寄宿舎へ入寮可能というのはかなりの魅力です。

弘益（ホンイク）大学校　国際言語教育院

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弘益大学校は、 韓国を代表する多数の美術家やデザイナーが卒業していて、芸術界やメディア界に一定の影響力がある私立大学。

語学堂は1997年開設され、韓国語課程は2002年開始と比較的新しいです。

弘大入口駅近辺は、梨泰院と並ぶ若者の繁華街で、おしゃれなカフェ・レストラン娯楽設も豊富で「韓流」ライフを楽しむことができます。

漢陽（ハニャン）大学校　国際教育院

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イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、カン・ドンウォンなど名だたる大物俳優達が卒業した、私立漢陽大学校の語学堂。

国際教育院は1997年開設。他の言語も含めて毎年約3000名が学んでいます パソコン、ビデオ、オーディオなどの様々なメディアを駆使し、躍動感があり、楽しい授業を行っています。

地下鉄の2号線の漢陽大駅が校内にあり、アクセスは抜群に便利です。

韓国語学堂に入るにはどうすればいい？ 準備・申し込みの流れは？

「語学堂」に入るにはどうすればいいのか、準備と申し込みの流れを説明いたします。

1.応募要項を確認

語学堂ホームページで応募資格があるのか、入学申請に必要な書類を確認します。

この際、韓国語の能力は全く問わず、高校卒業か卒業予定者、同様の能力のある人となっています。

90日以上韓国に滞在する場合は、留学ビザ（D-4）申請に必要な書類も揃えます。

高校以上の最終学歴の証明書・銀行残高証明書・家族関係証明書（銀行残高が親の名義の場合）が必要です。（詳細は語学堂の案内を参照してください）

2.入学願書を提出

応募要項の必要な書類が揃ったら、インターネットで申請します。

留学ビザ（D-4）申請者は原本を郵送しなければいけない書類もあります。

3.学費を納付する

語学堂が書類審査後、授業料納付の案内を送ってきます。

指示にそって学費を納付します。

4.語学堂が“標準入学許可証”と“授業料収納証明書”を発行

語学堂が学費の納付を確認したら、“標準入学許可証”と“授業料収納証明書”を送ってきます。

1学期（90日）以下の滞在の場合は、これで入学手続きは完了。

語学堂の寮を希望する人は寮の申請の手続きをします。

5.留学ビザ（D-4）申請者の場合

留学ビザ（D-4）が必要な人は、“標準入学許可証”と“授業料収納証明書”と必要な書類をもって韓国領事館に留学ビザを申請します。

通常は許可がおりるまで1か月くらいかかるので、早めに申請しておいた方がよいでしょう。

渡韓後、韓国の入出国管理局で外国人登録証の作成をします。また、在韓日本領事館に「在留届」(※)をだします。

※「在留届」は、海外で3か月以上の滞在する場合、海外での事件・事故や緊急事態が発生したとき、安否確認や緊急連絡、保護等を日本領事館より受けるための重要な届出です。

＜＜在留届電子システムについて

渡韓する前の注意

コロナの状況によって、日本・韓国とも入国規制や隔離条件が変わります。

事前に最新のものをチェックしておきましょう。

2022年12月現在、韓国への入国・隔離条件はありませんが、空港の検疫で熱がある場合はチェックされます。

日本に入国は、飛行機出発72時間前のPCR陰性の検査証明書か3回ワクチンをうけた証明書（どちらも英文か日本語）が必要です。

入学手続き・準備は難しくない！

大きな語学堂のサイトには日本語のサイトがあるので手続き・準備はそれほど難しくありません。まずは、気に入った語学堂のサイトを訪問してみましょう。

英語か韓国語ができて、語学堂を探すところから全部自分でやってみたいという人は韓国政府の主管の大学留学サイト“Study in Korea”のサイトをみてもいいでしょう。

＜＜語学堂の説明

＜＜語学堂の検索

ひとりで手続きを進めるのが不安だという方は、費用はかかりますが、留学専門や韓国専門のエージェントに依頼することもできます。

空港から学校までの送迎や、寮の申し込み手配をしてくれるなど各種サービスを提供しています。

韓国語学堂へ留学する奨学金制度は？

留学したいけど費用がかなりかかることから諦めてしまうケースも多くないでしょう。ですが留学費の大半を占める学費が援助されたら、夢を諦めずに済むかもしれませんよね！

学校によって異なりますが、多くの学校では留学生を対象に奨学金制度を設けていますが、語学堂には情報がありません。

韓国語学留学を目指す方は、その学校に奨学金制度があるかどうか、条件はどのようになっているか、しっかり調べておきましょう。

奨学金制度があるかないかは語学堂に直接お問い合わせください！

韓国留学におすすめ語学堂比較一覧まとめ！

まったく話せないレベルでも語学堂への留学は可能ですが、なにもわからない状態よりかは、ハングルに慣れておくという意味である程度勉強しておくことをおすすめします。

勉強のやり方は「初心者向けの韓国語の独学おすすめ法」や「韓国語オンラインレッスン」を参考にしてくださいね。