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【初心者向け】韓国語を楽しく独学するおすすめ法!”苦労不要”単語や文法、ハングル全て!

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語学を学校にいかず独学で勉強するというと、

難しいのではないか?

無理ではないのか?

と心配する人が多いのではないでしょうか?

しかし、そんなことはありません。

人の生まれつきもっている能力を活かしていけば、自然と習得できるようになっています。

そこで今回は、韓国で日本語を教えている私が、全くの初心者が「韓国語」を自分の生まれつきの能力を使いながら、楽しく、楽に勉強して習得していくおすすめの独学の勉強方法をご紹介します:)

単語・文法・会話からという従来の勉強法とはひとあじ違った角度からアプローチ!

<日本語と韓国語の比較>と<語学の習得を妨げるタブー集>付きです。

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読み飛ばせる目次

どうやって日本語を習得したか?~人間の生まれつきの能力と過程~

私達は、日常生活で日本語を使っていますが、小学校に入学して国語を習う時まで日本語を習ったでしょうか?

習わずとも自然と「聞ける」ようになり、「話せる」ようになり、字を習って初めて「読める」ようになり、「書ける」ようになりました。

人間は 誰でも「聞ける」「話せる」「読める」「書ける」能力を元々生まれつきもっています。

泣くことだけしかできなかった赤ちゃんが、どのような過程をへて「聞ける」「話せる」「読める」「書ける」ようになったのか、みていきましょう。

1.音の入力~「耳」で聞く~

両親や家族が、 抱いてくれたり食べさせてもらったりする中で、 自分の名前を呼ばれたり、たくさんの言葉を話しかけられます。

五感(目・耳・鼻・口・肌)すべてを使っていろいろな刺激をうけますが、言葉の刺激は“音”で受け口は”耳“です。言葉の習得では”音”での入力と受け口の“耳”が一番大事です。

2.関心をもつ

刺激をたくさんうけると、赤ちゃんは自分の興味のある所に近づいて、聞いたり、見たり、嗅いだり、触ったり、口にいれたり、と五感全部を使います。

自分の興味のないものには、近づきさえしません。

3.音の出力 ~「口」でまねる・話す~

入力が何度もくりかえされ、頭に蓄積されていくと、自分の興味のある物のまねをしはじめ「出力」されます。

”耳”に入力された音は”口”で出力され、“目”でみた動作は体を使って出力されます。言葉の習得で“耳”の次に大事なのは“口”といわれるゆえんです。

4.意味の理解

両親や周囲がよく言っている事をまねているだけなので、自分が話している事の意味がわかってくるのはだいぶ後になってからです。

童謡がいい例です。

「ふるさと」「われは海の子」などの歌詞は、文語体で詩なので主語もなく、意味をきちんとわかって歌っていたわけではありません。

「ふるさと」(うさぎおいし、かの山、こぶなつりし、かの川…)

「われは海の子」(われは海の子、白波のさわぐ磯辺の松原に…)

5.「目」での入力/「手」での出力~字の習得~

「読める」「書ける」ようになったのは、学校にはいって字を習ってからです。

「入力」が“目”でされて「読める」ようになってこそ、「出力」字を“まねて”手で「書ける」になります。

字を習ってやっと意味の理解ができる事もしばしばあります。

【韓国語を独学】大人の語学の習得過程、上達のコツは?

子供が言葉を習得した過程は下記の通りでした。

1.音の入力~“耳”で聞く

2.関心をもつ

3.音の出力~“口”でまねる・話す

4.意味を理解

5.“目”で入力「読む」/“手”で出力「書く」~字の習得

大人が語学を習得する時も、できるようになっていく順番は同じです。しかし、大人には入力がある環境も子供のような抜群の記憶力がありません。

一方、 字・文法・本・インターネットというツールの使い方をしっています。

入力がない環境から有る環境を作ることができ、言葉の関連づけをしたり、探したりする知恵ももっています。うまく長所をいかせば、子供が言葉の習得にかかった時間より、はるかに短時間で要領よく習得できるのです。

以上の大人の短所と長所をふまえると、習得過程は 次のように変わってきます。

✓関心をもつ

✓音の入力~“耳”で聞く

✓音の出力~“口”でまねる

✓“目”で入力「読む」/“手”で出力「書く」~字の習得

✓意味を理解

この順番に上達のコツを説明いたします。

関心をもつ~好きになる~最重要ポイント!~

“関心をもてる”のは、人に指示されたり強制されてではなく、“自由”な気持ちで“自分が”心から好きな対象に対してです。

好きな俳優、歌手、食べ物、趣味等に対してなら、もっと知りたいと自然と関心・好奇心がわいてきます。もっとと知りたいと思う発露が、“~ができるようになりたい”“~をしたい”と意欲を誘発し、向上しようとする原動力となります。

好きな対象に対して、どうしたいのか何をしたいのか、目的をはっきりさせる-動機づけをすると、すべての習得過程が楽しく、楽になってきます。

✓“好きなのだから”沢山聞きたい・見たい→”耳””目“での入力が増える

✓“好きなのだから”似たい→まねる-“口”で話す“動作”で出力する

✓“好きなのだから”何度も聞きたい・何度もみたい→何度も繰り返す・続ける

✓“好きなのだから”もっと知りたい→自分で調べる

“好きなのだから”がすべての根底にあります。好きこそものの上手なれ。 “どんどん好きになること”が語学習得の最重要ポイントです。

音の入力の量・時間をふやす~“耳”の訓練

日常会話は、字を使わず、音で行われています。

出力する「話す」ためには、たくさんの“耳”での入力が必要です。

たくさんの入力をするには、自分をその言語の使われている環境におくことーその国で過ごすのが手っ取り早いですが、独学の場合は、自分でその環境を作ります

教材のCD・歌・ラジオなど音声だけのものを聞いたり、ドラマ・映画・YouTubeなど画像つきものをみたりして、入力の量・時間をふやします。

音の出力~ 何も考えずにまねる~“口”の訓練

赤ちゃんは、文法や単語などきにせず関心のあるもので、聞いたもの見たものを何も考えずただまねるだけです。

特に発音を覚える時に、お手本の先生の口の形をよく<みて>まねると発音がよくなります。

何度も繰り返す・続ける

入力「聞く」と出力「話す」を何度も繰り返し、続けます。

「読む」「書く」は音の入力・出力と同じ

目での入力「読む」時間をふやす(“目”の訓練)→出力する~まねて「書く」(“手”の訓練)→繰り返す

意味を理解する

「聞く」「話す」「読む」「書く」の訓練を繰り返す中で、どういう状況でその言葉が使われるか察し、自然とわかってきたり、教材をみてわかったりします。

【韓国語独学】習得を妨げる陥りやすいタブー集

習得の最重要ポイントが“自分の意思で好きになる”ならば、習得できない原因はその正反対、“自分の意思ではなくて、嫌いなる”です。

さらに、真面目で勤勉な性格な日本人のゆえに、陥りやすい習得を妨げるタブーの具体例をあげてみます。

語学面でのタブー

勉強する順番をまちがえる

自然の過程「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」とは違う順番で勉強してしまうのはタブーです。

「話す」「書く」から始めると「 聞く」「 読む」の入力がなく、頭の中に何のデータもないまま単語やフレーズを全部覚えないといけないため、多くの記憶力を要します。

また「聞く」「話す」の音の入出力のないまま、「読む」「書く」をすると机の上だけでの勉強になってしまい、会話はできないままです。

文法的に分析してしまう

文法は言葉を理解するための手段にすぎず、目的ではありません。

文章をいつ文法で主語は?

述語?助詞は?

疑問形か仮定形か?

時制は?

と分解する必要はありません。

ネイティブは母国語の文法を意識せずに話しています

日本語をものさしにする。

全部日本語に訳そうとする。日本語ではこういう言い方はないなど不要な疑問をもってしまうのもタブー。

外国語には日本語にない言葉がたくさんあり、全部日本語にしようとすると無理な時間・エネルギーを消費します。

字にフリガナをふる

外国語には日本語にない発音がたくさんあります。

フリガナをふってしまうと字の読み方も覚えないし、正しい発音もみにつきません。

メンタル面でのタブー

✓わからない箇所があったら、そこにとどまって、次、他に進まない

✓思うように上達しないとあせる・落ち込む

✓きめつけてしまう・~しなければならないと義務的に考えてしまう

✓完璧でなければいけないと思う

✓私には難しい、できない、無理だときめつけてしまう

✓続けなければいけない、関心をもたないといけない、興味ないことでもしなければならない、 頑張らなければいけないと思う

✓1日単語を何個覚えなければならない、何分勉強しなければいけないとルールを作ってしまう

これらは、文法や日本語や固定観念など何かにこだわって、自分を無意識に不自由にし拘束しています。

せっかく一生懸命たくさん“耳”や”目“で入力しているのに、色付きの眼鏡をかけたり、フイルターでふるいわけて頭にはいる入力の量を減らしてしまいます

万歩計の例

健康を強化するために、一日一万歩、歩くことを決めたとします。

何歩歩いたか、測定するために万歩計を持ちます。一歩をかせぐために家でトイレにいったり、外にちょっとゴミをだしにいったりするときもずっと万歩計を持ち歩いて、よけいな行動をとったりします。

万歩計で何歩歩いたかは測定手段にすぎなかったのに、いつのまにか目的とすりかわって、万歩計に“拘束”されているのです。

文法・日本語・きめつけ・義務感など何かにこだわっているのが、この万歩計と同じ例です。本来は言葉の習得の手段にすぎなかったのに、いつのまにか目的になってしまい、”語学の習得“という本来の意味が見えなくなってしまいます。

習得の王様、赤ちゃんの心理状態は?

“習得力”の高い赤ちゃんの心理状態を考えてみましょう。

わからないことがあっても、ほっておきます。できなくてもおちこみません。~しなければらないと考えることもありません。

わがままで、自分の好きなことだけします。何も拘束されるものはなく、全くの自由です。痛い思いをして失敗したら、学習してしなくなるし、好きなことは何度でもくりかえします。

語学の勉強においては、この赤ちゃんの状態“自由に自分勝手に好きなことをする”でいいのです。

【韓国語の独学】日本語と韓国語の比較~文法、ハングル、単語~

「韓国語」は日本人にとって難しいのか、易しいのか、日本人の母国語の「日本語」と項目別に比較してしみます。

発音

日本語よりも韓国語の方が難しいです。

母音、子音も韓国語の方が多く、日本語にない「パッチム」もあります

例:日本語のカタカナ「ピ」の音は、韓国では 日本語と同じ発音の「비」(雨)と、もっと激しく息をふいていう 「피」(血)があります。この違いがわからないと韓国人が「ピ!」といった時に、「雨」が降ってきたのか、「血」がでたのかわかりません。

発声法は韓国語は腹式呼吸で、胸式呼吸の日本語より力が必要です。

口の筋肉を日本語より大きく使います。日本人からみると韓国人同士が話しているのが、声が大きくて怒鳴っているようにみえるのはこのため。

反対に韓国人からみると日本人は、口先でぼそぼそと静かに話しているという印象をもちます。

韓国語の方がやさしいです。

韓国語はハングルだけですが、日本語はひらがな、カタカナの他に漢字が数千個あります。読み方もハングルは字自体が発音記号で簡単です。

韓国語の漢字のほとんどは読み方がひとつしかなく、音読み、訓読みと2つ以上ある日本語よりはるかに簡単です。

文法

韓国語の方がやさしいです。

文を構成する 主語+目的語+述語の語順は同じ。

韓国語には、「される」「~させられる」「~させていただく」などの受動態・使役がありません。これらの受動態・使役の言葉は、ひとつの文章に動作をする人と動作を受ける人と二人でてきて、どちらが動作の主体なのかわかりにくいです。

韓国語は動作をする人しかないのでシンプルです。

敬語もシンプルで、特に謙譲語(参る・申す・いたす等) がほんの少ししかありません。

単語

日本語と韓国語とどちらが簡単とはいえませんが、韓国語も元は日本語と同じ漢字なので、日本人には取り組みやすいです。

単語は次の4種類に分類されます。

✓日本語とほぼ同じもの

二字熟語や中国由来の四字熟語など多数

✓日本語になくて韓国語にあるもの

韓国の文化に由来するもの、陰陽の観念が取り組まれているもの、繊細な感情を表現するのもの。

✓日本語にあって韓国語にないもの

日本の文化に由来するもの、受動態(れる・られる)、使役(させる)、謙譲語(参る・申す・いたすなど)、受動態・使役・謙譲語の組みあわせ(させていただくなど)、日本の特有の感覚によるもの(迷惑・遠慮・手数をかけるなど)

✓漢字の元の言葉は同じだが、使われている意味は違うもの

特徴

韓国語の方がやさしいです。

日本語は答えがはっきりした言い方を好まず、言葉の余韻を楽しむところがあります。

特に否定の答えをする時、依頼する時には相手への気遣いを考えて婉曲な言い方、“あいにく”、“都合が悪くて~”、“~していだたくと助かります”などが多く、外国人からみると、イエスなのかノーなのか、何をいいたいのかはっきりわからないことが多いです。

韓国語は、外国人からみても言いたいことがはっきりしている文章、直接的な表現が多いです。

流行歌の歌詞はこの特徴が顕著に表しています

韓国語では“愛している”(사랑합니다-サランハムニダ)という題の歌が複数あり、“愛している”という言葉が入っている歌詞は山ほどあります。

対して、日本の歌詞は、“愛している”とは直接的にいわず、状況説明や、間接的な言葉で愛を暗示するものが多いです。

結論!韓国語は難しくない!~ポイントは発音~

このようにして全体的にみてみると、韓国語で日本語より難しいのは発音だけです。

韓国語より複雑な日本語を使っている日本人にとっては、韓国語はそれほど難しい言語ではないのです。

つまり、“発音”さえクリアすれば、「韓国語」は順調に習得できるのです。

具体的な韓国語の独学の仕方は?

「韓国語」の独学を始めるとなったら、具体的にどういう方法がいいのか「大人の語学の習得過程・上達のコツ」にそって説明したします。

動機づけをする~関心をもつ~

大人の学習方法では、“関心をもつ”“自分の意思で好きになる”が最重要でした。

自分が好きなことは何なのか、韓国語を習得して何がしたいかを具体的に考えます

韓国に留学したい、韓国で働きたい、好きな歌の歌詞を理解したい、ドラマを字幕なしでもわかるようになりたい、好きな歌手・俳優の言っていることがわかりたい、ファンレターを書きたい、韓国でダンスを習いたい、韓国の市場で買い物をしたい、韓国で暮らしたいなどです。

繰り返しになりますが、目的が明確であるほどすべての過程が苦痛ではなく楽しくなり、習得も早くなります。

発音+ハングルを覚える~音の入力口“耳と出力口”口“を作る

発音は日本人にとって唯一難しいところで、ポイントとなるところです。

まずは、日本語にない発音があることを意識して、“耳”“口”を訓練します。”耳“は音の入力口として“口“は出力口として作るのです。

“目”はお手本の先生のいっている口の形をみるのと、ハングルを読むのに使いますが、あくまで”主体は“耳”“口”です。

「反切り表」(ハングルの母音・子音の組み合わせ一覧表、日本語のひらがなの五十音表にあたる)を一通りみて、日本語にはない発音があるのを認識するだけでいいです。

この時点で聞き分け、言い分けができる必要はありません

勉強していく中でだんだん覚えていきます。

※この段階でスマホに韓日・日韓辞書と韓国語キーボードをスマホにダウンロードしておくといいでしょう。スマホの辞書は発音つきで、単語を知りたくなった時にすぐその場で調べられるので便利です。

ハングルの発音を教えているサイト

発音は韓国語の最大のポイントのため、本の教材をみなくて学べるように、発音の仕方を教えているサイトを紹介いたします。

下記最初の「日本語でハングルと発音の説明」は日本語です。その他は全部韓国語で、日本語が入らないので、機械的に聞いて、まねをすればいいようになっています。

✓日本語でハングルと発音の説明

<<[SEEMILE I, 韓国語 文字と発音編] 1. ハングルの仕組み (한글의 구조)

✓母音(どういう口の形にするか絵つき)

<<세종한국어 입문_4차시: 2강 모음 – 학습_KOR

✓子音(書き順つき、単語を読む練習あり)

<<세종한국어 입문_6차시: 3강 자음 – 학습_KOR

✓反切り表 全体の発音練習

<<한글 자음+모음 / 한국어 발음 연습 /

✓パッチム

<<세종한국어 입문_8차시: 4강 받침 – 학습_KOR

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主教材を決めて繰り返し勉強する~文法・単語・フレーズを覚えていく

スマホ・パソコンではなく、 音声つきの主教材になる本をを1冊買います。自分の注意事項などを簡単に書き込みができて、一度により多くのページをみることができるからです。

1課ごとの会話形式で、食事・買物・旅行などという状況別ではなく、言葉の使い方・文法のテーマ別のものがいいです。どこに何が書いてあるか把握できるほど繰り返し勉強します。

NHKの教養講座のテキストは長年のノウハウが蓄積しているので、悪くはないです

1課ごとの勉強の仕方は“上達のコツ”の通りです。

✓音の入力~“耳”で聞く

✓音の出力~“口”でまねる

✓“目”で入力「読む」/“手”で出力「書く」

※「書く」までできるようにならなくてもいい人は「書く」は不要です

✓意味を理解

単語・フレーズ・文法などを確認し、意味を理解します

副教材を好きなジャンルで選ぶ~“目”と“耳”の入力量を増やす

副教材は主教材と並行しながら使います。

“勉強する”というより”楽しむ“感覚でできるものを選びます。

“目”と“耳”の入力量を増やす目的で、自分が本当に好きなものがいいです。韓国語への興味を触発するもの、関心を持ち続けられるものです。難しいと思えるようなものでも挑戦したらいいです。

好きなものだったら、難しくても、いつかはわかるように頑張るぞと意欲をわかせてくれます。複数の教材を使って構いません。入力量は多ければ多いほどいいです。

語学アプリ~授業の雰囲気を味わいたい方、ゲーム感覚で勉強したい方~

各社がいろいろなアプリを開発し、メリットを強調しています。

テキストに書き込みが簡単にできないのと一目でみることのできる量が少ないので、主教材ではなく、副教材として使います

スマホの言語設定~韓国語なら何でも好き・IT関係の言葉を覚えたい方

教材ではないですが、スマホの言語設定を韓国語にします。

スマホの操作は日本語で知っているので、簡単にスマホの用語を覚えられます。

TOPIK(韓国語能力試験、以下 TOPIK)の過去問題解説集

~韓国語の資格がほしい・ TOPIK受験を目的としている方~

TOPIKは<聞く><読む><書く>の能力テストで、簡単なものから難しいものに順番に並んでいます。純粋に能力を見るためのテストで、入試問題のような落とすためのテストではなく、ひっかけの問題はありません。

<聞く><読む><書く>の自分の能力が今どれぐらいなのかを確認できます。試験目的の方は、試験対策と総合的実力アップになります。 試験目的でない方でも、トライしても面白いです。

ドラマ~ドラマの好きな方

韓国のリアルな日常会話を聞けます。好きなシーンを繰り返してみたり、字幕なしでみたり、勉強の仕方は自分で工夫できます。

ドラマの韓国の公式サイトを訪れるのも楽しいです。

KBS WORLDでは韓国ドラマのシーンで韓国語を勉強する“ドラマ韓国語”のコーナーがあります。

<<KBSWORLD

歌・カラオケ~KPOP・ダンスが好きな方

「聞く」 練習に最適です。好きな歌は何度聞いても飽きることなく、サビの部分はフレーズが繰り返しでてきて、覚えやすいです。気が付くと、鼻歌でくちずさんだりしています。

韓国語上達目的の方はダンス・ロック・ラップ系は早くて、ネイティブでも何を言っているのかわからないためバラード系が聞きやすいです。

日本のカラオケ店でも、韓国語のメニューにすると韓国の歌がKPOPも演歌もそろっています。カタカナのフリガナをみないで、ハングルを読んで歌いましょう

ドラマのOST ~KPOPもドラマと両方の好きな方

ドラマの中のOSTはドラマの番組宣伝を兼ねて日本語訳がついた画像がすぐできます。

ドラマのシーン・ストーリーを思い出しながら、より楽しくきけます。

例:梨泰院クラスOST

韓国でも人気のあった「梨泰院クラス」のOST「始まり」の韓国語X日本語コラボで日本語訳つきです。曲のテンポが速いわりには、言葉は早くなく、歌詞も前向きのため、楽しく、力がわきます。

<<【가호 × SG】 【이태원클라쓰 OST】 시작 (Start) / 가호 (Gaho) Korean × Japanese Lyric Collaboration 【梨泰院クラスOST】

ニュース~TOPIKの試験を受ける方、政治・経済に興味ある方

ニュースは難しい用語を使っていますが、誰にでも短い時間でわかるように事実を伝えるという目的のため、教科書に出てくる正式な言葉で定型文句が使われます。

同じ言葉が何度も繰り返してでてくるので、聞きなれてくればそれほど難しくありません。

TOPIKの5、6級を目指す方も自然のスピードの韓国語をきく、いいトレーニングになります。

<<韓国版CNNニュース専門のケーブルチャネルのYouTubeサイト

YouTube-韓国料理・コスメに関心のある方

韓国料理に関心のあるかたは、韓国料理レシピの韓国語 「한국요리 레시피」で検索すると茶チャプチェ・キムパブなどいろいろな韓国料理がでてきます。

興味のあるレシピをみてみましょう。

食材・調味料・調理道具・調理用語を覚えたくなります。

コスメに関心のある方は、自分の好きな会社のCMやインフルエンサーの画像をみるとよいでしょう、保湿、肌、なめらかなどの化粧用語を知りたくなります。

本~読書が好きな方

日本語訳がでているものか、日本原作で読んだことがあって、内容をわかっているものが取り組みやすいです。

村上春樹と東野圭吾は韓国でも大人気で翻訳がでています。

韓国語習得だけではない思いがけない副次効果

このように自由に好きな事の勉強を続けていると、韓国語の習得以外に思わない副次効果がでてきます。

“耳”“口”“目”を意識して使っているから~

五感は断片的なものでなく全部つながっています。一つの感覚が刺激され、動きが活発になってくると他の感覚も刺激され全体の五感も活発になります。

脳のメカニズム頭の回転がよくなり、創造力もついてきます。

自分の“好きなこと”をしているから

毎日が楽しく、生活に“はり”がでます。自分で選んだ決めた好きなことだから、何にも束縛されず自由を感じ、積極的、前向きになります。

外国語を勉強するから~

日本語では当然だと思った言葉が韓国語ではなかったりとします。

自分の“当然”“常識”がくずれて他の角度がから物事をみることができ、考え方が柔軟になります。

韓国語を勉強するから~

韓国料理を食べたくなり、もっと韓国文化を知りたくなります

会話のトピックで韓国料理が扱われたり、ドラマ・映画で食事のシーンは多く散見されます。

好きな俳優が食べていたり、日本とはちょっと違う食文化だという事を感じると色々食べたい、もっと文化を理解したいと好奇心がわいてきます

自分の感情を細やかに見つめられるようになる

感情の表現をする言葉は日本語より韓国語より豊富です。

“嬉しい”でも“人に会えてうれしい”、“いいことがあって嬉しい”、寂しいでも“孤独で寂しい”、“静寂として寂しい”と単語が違います。

韓国語の感情の単語の使い分けをすることで、感情の細やかさも身に着ついていきます。

発想が主体的・積極的になる

韓国語には、“~させる”“~させられる”“~られる”の使役・受動態の表現はありません

“~する”という能動態、意思型の言葉しかないのです。相手の動作、行動が中心なのではなく、いつも自分が中心で主役です。

このような能動的な言葉を言い続けることで、発想も、受け身や待つことから主体的、積極的に変わっていきます。

まとめ

語学を独学で勉強する時は、好きになること、韓国語は発音がポイントでした。

韓国語は日本人にとって難しくはなく、語学習得以外の効果もたくさんありました。

独学のメリットは費用がかからないのはもちろん、自分で好きな時に好きなようにできる、マイペースできるということでもあります。

自分のオリジナルのカリキュラムを工夫して、楽しく、楽に勉強していきましょう。