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ドラマを見ていない友達と遊びに行っても楽しいロケ地「力の強い女 ト・ボンスン」
ドラマで見た景色を目の前に見るのは楽しいですよね。それがただの路地でも、あのキスシーンの場所だー!とわかれば、がぜん、魅力的に見えてきます。・・・・とはいっても、残念ながら、路地はあくまでも、ただの路地。
ドラマを見ていない人に、その路地の写真を見せても全然伝わりませんし、ドラマを見ていない友達とその路地に行っても、友達は楽しくないですよね。今回ご紹介するのは、そんなもどかしい思いをしたことのある方のためのロケ地です。
ドラマ「力の強い女ト・ボンスン」から、インスタ映えするロケ地、遊びに行って楽しいロケ地をいくつかご紹介します。こんなロケ地ならSNSで「いいね!」がたくさんもらえることうけあい。ドラマを見ていないお友達も堂々と誘って行ける場所です。
力の強い女ト・ボンスンのロケ地が話題になった名シーンは?
「力の強い女 ト・ボンスン」は怪力女性が主人公の愉快なラブコメディです。見た目は細くて小さくて可愛らしいバンビのような見た目のト・ボンスンは、女性だけが代々怪力、という家系に生まれた女の子。
ト・ボンスンを演じるパク・ボヨンちゃんは、目がくりくりして、本当にちっちゃくて、かわいらしかったですね。なのにその彼女が強面のヤクザを簡単にやっつけたり、酔っぱらった男性2人を両手に一人ずつ楽々運んじゃったり。後半では車を次々投げ飛ばしたりもしていましたね。このギャップが本当に面白くて、爽快でした。
ヒロインを助けるのはゲームソフト会社「アインソフト」CEO、財閥御曹司のアン・ミンヒョクと幼馴染で武骨な刑事のグクドゥ。ミンヒョクは脅迫事件があって身の危険を感じていたところへ、たまたま怪力をふるうト・ボンスンを見かけて彼女をボディーガードとして雇うのですが、一方のグクドゥは幼馴染のト・ボンスンが怪力の持ち主だと知りません。
か弱い女の子を守っているつもりのグクドゥと、その様子を鼻で笑いつつ、ボンスンのキュートさにやられて、メロメロになっていくCEOミンヒョク、怪力を失わないよう「正しいこと」に使おうと努力するト・ボンスン、この3人の関係に胸キュン。
そこへさらに、ミンヒョクの脅迫事件や、ト・ボンスンを狙う犯人のサスペンスまでからんで、ドキドキ、はらはら、本当に最初から最後まで楽しめるドラマでした。
中でも印象に残ったのが「チョコレートキス」。美味しそうなチョコレートを食べるト・ボンスンとその様子を見つめるミンヒョク。ボンスンが「食べたい?あーん」とチョコをミンヒョクの口の前に持って行ったかと思うとパクリ、自分で食べるといういたずらをして、くすくす笑います。そんなボンスンが可愛くてたまらず、ミンヒョクがボンスンの唇を奪う・・・
恋愛経験がまったくない、奥手で純朴なボンスンと、そんなボンスンが大好きでたまらないミンヒョクのじれったい思いが、見ているこちらにも伝わって、思わずきゃー!と叫んだ人が多かったんじゃないでしょうか。
閉じ込められたミンヒョクが「爆弾だ、逃げろ」と言うのを無視して、泣きながらドアを壊してミンヒョクを助け出したボンスンが、爆弾を思いっきり空に投げたシーンも素敵でしたね。ミンヒョクが助かってホッとした上に、爆弾が巨大な花火になって美しく、胸がスカッとするシーンでした。
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御曹司CEOを演じたのは、アイドルグループZE:Aのパク・ヒョンシク。183cmの長身と甘いマスクで、大ヒットドラマに次々出演し、今やすっかり俳優としての地位を確立したアイドルの一人です。対するグクドゥを演じたのはジス。こちらはモデル出身でヒョンシクよりさらに長身、鍛え上げたボディと人なつっこいキュートな笑顔がなんとも魅力的でした。
このドラマのロケ地には、普通に遊びに行っても楽しそうな場所や景色の美しい場所が、数多く使われていました。
まず最初にパク・ヒョンシクが出てくるのが汝矣島漢江(ヨイド・ハンガン)公園。ヒョンシク君がサングラスをかけて、電動ホイールでスピードに乗って悠々と散歩する様子はいかにも芸能人かCEOか、といったイメージ。スタイリッシュでとてもゴージャスでしたが、ここは市民の憩いの場、ピクニックといえばここ、と言われるほど有名な公園です。
また、ト・ボンスンの家とその周辺の撮影には、梨花洞壁画村(イファドン・ピョックァマウル)から駱山(ナッサン)公園あたりがいくつか使われています。ミンヒョクがト・ボンスンを車で送ってきたり、二人でデートしようと遊びに来たり、好きだと告白してキスしたのもト・ボンスンの家の前でした。
梨花洞壁画村には、狭い路地に壁画アートが80か所以上散在している絶好の写真スポット。坂の上からの景色と壁画のコラボレーションがインスタ映えする、と女の子たちがこぞって写真を撮りに訪れている場所です。
梨花洞壁画村から坂道をどんどん上っていった上にあるのが、駱山(ナッサン)公園。ここもドラマによく出てくる、夜景の綺麗な公園ですが、ト・ボンスンが夜、お母さんとおばあちゃん、怪力女系3代で、ここの公園のベンチでしみじみ話をしていたシーンも印象的でした。
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力の強い女ト・ボンスンロケ地
ミンヒョクが電動ホイールで散歩していた「汝矣島漢江(ヨイド・ハンガン)公園」
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ソウルの真ん中をつっきる巨大な河川「漢江(ハンガン)」沿いには、公園がたくさんあります。中でも人気があって有名なのが、ここ、汝矣島漢江(ヨイド・ハンガン)公園」です。
ここは、サングラスをかけたミンヒョクが、電動ホイールでさっそうと登場したシーンに使われました。サングラス、スタイリッシュなジャージに自由に乗りこなす電動ホイール・・・「お金持ち」感満載でしたね。
この公園は金色に光る「63タワー」の足元にあり、公園内には「漢江遊覧船」の乗り場もあります。遊覧船乗り場近くの「I SEOUL U」のオブジェは、対岸にNソウルタワーも見える、ソウルらしいフォトスポットとして有名ですね。
また、この公園は、春には桜まつり、夏には夏限定のプール、冬には人工雪のそり遊び場など、年中、イベントがあることでも知られています。2015年から夏の週末、「トッケビナイトマーケット」と呼ばれるナイトマーケットが行われていますが、それもこの汝矣島漢江公園から始まりました。
夜(パム)に活動する鬼(トッケビ)をイメージキャラクターに、様々なフードトラックが並び、市民によるフリーマーケットやパントマイム、ミニサーカスなどの街頭公演が行われるこのナイトマーケットは、今年も開催されています。
2018年の開催は3月30日から10月末までの金曜・土曜の夜。開催個所は6個所に増えました。汝矣島漢江公園以外にも東大門の東大門デザインプラザ(DDP)などでも開催されていますが、夏の夜なら、漢江の風に吹かれて、ビール片手に夜景を眺められる、汝矣島漢江公園がいちばん楽しそうですね。
公園の中には噴水があったり、遊具の置いてある児童公園があったり、ドラマでおじさん、おばさんたちがよく使うような運動器具があったりします。レンタサイクルを借りられる場所もあって、一度乗ってみたいと思っているのですが、私が行くときはなぜかいつもクローズしていて乗ったことないのがなんとも残念です。
日本の公園だと、深夜や早朝は、人がいなくて閑散とした雰囲気を思い浮かべますが、ここは常に人が多いのも特徴のひとつ。早朝や深夜にジョギングやサイクリングをしにくる方も多く、昼間は芝生にレジャーシートやターフ、テントを広げて横になる人もたくさんいます。
ちなみに、お腹がすいたらコンビニのお弁当、でもいいですが、出前を頼んでしまうという手もあります。ソウルは出前天国。場所を指定すればどこにでも配達してくれるのです。
汝矣島漢江公園内もOK。スマホにアプリを入れて注文する方法なら、ハングルが読めなくても写真でメニューを選べるし、韓国語がしゃべれなくても電話する必要がなくてラクチンですよ。
汝矣島漢江(ヨイド・ハンガン)公園へ行き方
地下鉄5号線に乗って汝矣ナル(ヨイナル)駅で降ります。3番出口を出たら、目の前が汝矣島漢江(ヨイド・ハンガン)公園です。遊覧船乗り場はそこから漢江へまっすぐ進んだ場所と、漢江に向かって右手に2か所、右手の遊覧船乗り場の近くにレンタサイクルを貸してくれる場所もあります。
電話番号 02-3780-0561(汝矣島案内センター)
営業時間:なし 休日:なし (公園内は24時間利用可能)
梨花洞(イファドン)ト・ボンスンの家
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ト・ボンスンは「トボン(道峰)区トボン洞」に住む両親のもとに生まれ、地元愛の強い両親に「ト・ボンスン」と名付けられた女の子です。ドラマの中ではト・ボンスンの家や両親の営む胡桃菓子のカフェは「トボン(道峰)区トボン洞」にあることになっていましたが、実際の家のロケ地は梨花洞です。
梨花洞はもともとは「タルトンネ」と言われる集落のひとつでした。「タルトンネ」とは直訳すれば「月の集落」。語感はとても美しいですが、実際には低所得層の貧しい人たちが暮らす集落をさす言葉です。
ソウルは平地が極端に少なく、そのため広い道路が通るような平地に位置する家は高額になりがちです。このため、貧しい人たちは、車も入れないような曲がりくねった坂道を上がった先にびっしり並ぶ、小さな家々、「月に届くほど高い場所の村」に住んでいたのでした。
梨花洞あたりもこの「タルトンネ」のひとつでしたが、2006年、文化観光部の生活環境改善事業の一環として、「駱山(ナクサン)公共プロジェクト」が実行されたことで風景が一変しました。数十人の芸術家らと多くの市民が協力して、家の壁や店の外壁などに壁画を描き始めたのです。
今では民家や店の壁だけでなく、階段を使用した巨大な絵があったり、配管や窓枠を使用したトリックアートがあったり、、石垣の石のひとつに写真のようなリアルな絵が描かれたり、と、街中、いたるところに絵やオブジェが見られるようになり、あたり一帯が「梨花洞壁画美術館」や「梨花洞壁画村」と呼ばれるようになりました。訪れる人が増えたため、小物を売るショップや隠れ家的な小さなカフェ、レストランなども増えてきています。
ト・ボンスンの家は、この梨花洞壁画村の中、梨花洞役場から坂を上って、ソウル城壁に接する道に面するあたりに存在します。ドラマでは御曹司CEOミンヒョクが、よく坂道に車をとめてト・ボンスンの送り迎えをしていましたね。ドラマに映っていた家は、淡いベージュ色の壁につる植物の緑が温かい雰囲気でしたが、私が行ったときは鮮やかなスカイブルーに塗り替えられ、壁には白いレースの大きな花飾り(壁いっぱいの幅ぐらいの)がつけられていました。
家の色は変わってしまっていましたが、ふたりのキスシーンが撮影された家の前のアーチや、ト・ボンスンがミニワンピースに麦わら帽子でデートに行くために家から出てきた裏の車道に上がる階段、ミンヒョクが手すりにもたれてト・ボンスンを待っていた道路の手すりなどは、そのままの形で残っているので、ドラマを見た人ならすぐにわかると思います。
ドラマには映っていませんでしたが、家の逆側には真っ赤なかわいいポストと、「梨花マル畑」という看板の小さな畑もありましたよ。
この梨花洞、というところは、ほかにもバラエティやドラマで使われている場所が、本当にたくさんあります。SNSに写真を上げる人も多いため、それを見ると「ああ、あの場所に行って写真を撮りたい!」と思いますよね。たとえば、左右に広がる巨大な羽の真ん中に立って「天使の羽」の写真を撮るスポットとか、階段に大きな花が描かれた「花階段」などはとても有名です。
ただ、注意が必要なのは、ここは「生きた美術館」で常に変化しているということです。
ト・ボンスンの家の色や花飾りが変わっていたように、ここは常に色が塗り替えられたり、絵が消されたり、描き加えられたりしているのです。「花階段」が巨大な鯉の絵の「鯉階段」に変わっていたりもします。これを撮ろう!と心に決めていって、壁画や色が変わっていると、あれ?と思うかもしれませんが、それも楽しみのひとつ。毎回、新しいものが見られる、それが生きた美術館だ、と割り切って楽しんでしまうのが正解だと思います。
坂の上から見下ろすカラフルな家々やオブジェはそれだけで絵になる絶景ですし、車の入れない狭い坂道の路地を歩いて、路地の奥に小さなかわいらしい壁画を見つけた時の喜びは格別です。梨花洞で歩き疲れたら、坂を下りた大学路(テハンノ)で数多くある劇場からひとつを選んで観劇するもよし、劇場街で安くて美味しいレストランやおしゃれなカフェを見つけるもよし、散策して、休憩して、一日遊べる場所だと思います。
駅から梨花洞をぐるっと散策するだけで1~2時間はかかります。歩きやすい靴と、綺麗に撮れるカメラを、忘れずに持って行ってくださいね。また、現地には普通に人が住んでいる民家が多い、といことも心に留めておきましょう。
特に人数の多いグループで記念写真を撮っていたりすると、ついつい騒いでしまいがち。そんな観光客・外国人たちの傍若無人なふるまいから、地元住民が反対運動をして、壁画が鑑賞できなくなっている場所も一部にあるそうです。
せっかくの名所が立ち入り禁止になってしまうのはとても残念ですよね。写真を撮るときは、やたらと騒いだりして近隣の方に迷惑をかけないよう、じゅうぶん気をつけましょう。
梨花洞路上美術館(梨花洞壁画村)へ行き方
地下鉄4号線に乗って恵化(ヘファ)駅で降ります。2番出口を出たら、左手に公園を見ながら直進します。この公園にトイレあり。歩き始めるとなかなかトイレの場所が見つからなかったりするので、不安な方はここでトイレを済ませて行きましょう。
数分歩くと左手に小学校の肛門があります。この交差点を左に曲がります。そのブロックの端まで行くと交差点がありますが、そこを直進して上り坂へ進みます。階段下に「梨花洞壁画村」の看板(ハングル、英語、漢字で表記あり)があります。その階段を上がれば「梨花洞壁画村」。駅から徒歩約10分で到着します。
電話番号 なし
営業時間:なし 休日:なし (路上写真は24時間撮影可能ですが、近隣の方に迷惑がかからないようにしましょう)
駱山(ナクサン)公園
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ト・ボンスンが送ってきてくれたミンヒョクを帰して、オンマ(お母さん)とハルメ(おばあちゃん)の3人で座って話していたベンチがあるのが駱山(ナクサン)公園です。
若気の至りで誤った使い方をして怪力を失い、一時はなんとか力を取り戻そうとしたお母さんが「それでもなんとか生きていけるものよ」と笑って話してくれたベンチです。
人生、そういうこともある。でも、おまえが結婚して女の子を産めば、また力はその子に受け継がれていく。そうやって、力も、私たちの血も、延々と受け継がれていくのよ、としみじみ話した3代の仲良し母娘の様子に、見ているこちらも温かい気持ちになりましたね。
ドラマでは、ただの家の近所、というふうにも見えましたが、実はここもソウルの代表的な観光スポットのひとつです。開園は2002年。高台の上にあるため、ソウルの街が一望でき、景色がとてもきれいな場所です。朝鮮時代、戦争に備えて作られた城壁も復元され、昼間も歴史を感じられて趣きがありますが、夜はライトアップされてさらに幻想的。
デートコースにもぴったりな場所です。
公園内には売店やベンチ等も整備されて、24時間開放されているので、運動のため、デートやお散歩にと、常に人で賑わっています。ただし気を付けてほしいのが靴。階段や坂が多いため、ハイヒールではつらいです。足元は歩きやすいスニーカーをおすすめします。
駱山(ナクサン)公園への行き方
地下鉄4号線に乗って恵化(ヘファ)駅で降ります。2番出口を出てからの行き方は「梨花洞壁画村」と同じ。「梨花洞壁画村」についたら、その中を突っ切ってどんどん上へ上っていくと、駱山(ナクサン)公園です。駅から徒歩約12分で到着します。
電話番号は 02-743-7985 営業時間 なし。24時間オープンで自由に入れます。
ボンスンとミンヒョクがデートした遊園地「ソウルランド」
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2人が仲良くデートしていた遊園地はソウルから約30分、京畿道(キョンギド)果川(クァチョン)市の「ソウル大公園」の中にある「ソウルランド」です。
地下鉄で明洞(ミョンドン)から1本で行けるアクセスの良さと、人気のアニメキャラクター「LAVA(ラーバ)」がいたるところに使われていることから、デートコースにも親子連れにも人気の場所です。
ドラマではボンスンは絶叫系のアトラクションばかり選んで連続で乗って、ミンヒョクがふらふらになっているのが笑えましたね。デートに使うのなら、16時以降限定の夜間フリーパスで入れば、値段はお得な上に、人が少なくゆったり。ライトアップも綺麗で雰囲気満点です。
また、お腹が減ったら、ここはレストランも充実しています。屋台のような食べ物屋さんに加えて、ロッテリアやカフェ・ベネのようなチェーン店、さらに、伝統韓国料理レストラン「ROSEHILL」や、チゲ、参鶏湯(サムゲタン)を出す「草堂純豆腐(チョダンスンドゥブ)」等々。
ほかにも、ベビーカーや車椅子レンタル、コインロッカーやATMまでそろっているので、荷物があっても、手ぶらで行っても、安心して遊べそうですね。
ソウルランドへ行き方
地下鉄 4号線に乗って、大公園(テゴンウォン)駅で降ります。ソウルランドまで徒歩でも行けますが、歩くと15分かかるので、ここは可愛らしい象のキャラクター列車(ぞうさん列車=コッキリヨルチャ)に乗りましょう。駅2番出口を出て、100mほど直進したらつきあたりの建物に入ります。ここで「ぞうさん列車」のチケットを購入(大人1,000ウォンです)、ぞうさん列車に乗ると5分でソウルランド正面ゲートに到着します。
住所は京畿道(キョンギド) 果川(クァチョン)市 莫渓洞 (マッケドン)159-1
入場料(乗り物代別):大人20,000ウォン、夜間入場料(乗り物代別、16:00~):大人18,000円、1日フリーパス(入場料+乗り物乗り放題):大人40,000ウォン、夜間フリーパス(入場料+乗り物乗り放題、16:00~):大人33,000ウォン
ボンスンとミンヒョクがデートした公園「ポラメ公園」
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ボンスンがひらひらのワンピースを着てミンヒョクとデートしたのが「ポラメ公園」、芝生の上にシートをしいて、グリンピースをハートに並べた手づくりのお弁当を食べたり、二人でマンガを読んだりしてくつろいでいましたね。
哀しいマンガを読んで、思わず泣いてしまうミンヒョクと、それを見て笑うボンスン。どちらもかわいらしくて、ほのぼのするシーンでした。
ボンスンの膝枕でミンヒョクがお昼寝して、ボンスンが手をかざして陽ざしをさえぎってあげるシーンも。
あの「眠っている彼(彼女)の目に陽ざしが当たらないよう、手でさえぎる」というシーン、韓国ドラマでは、定番中の定番ですが、あれって、意味があるのでしょうか。いつも不思議です。手でさえぎられる光の量なんて、たかが知れてるし、だいいち、陽ざしをさえぎらないと眠れないなら、そんなに日が当たるところで寝ないですよね。
ドラマでは「俺は今、光合成してる最中だからさえぎるな」ってミンヒョクがボンスンの手をどけていましたが、ああいう受け答えは韓国ドラマでは珍しいと思います。珍くて、もっともな受け答えでしたね。
あの公園「ポラメ公園」は汝矣島(ヨイド)にある、東京ドーム9個分の巨大な公園です。もとは空軍士官学校だったところに作られたそうで、園内には実際に使用されていた小さなプロペラ機や軍用機なども置かれています。「ポラメ」とは狩猟用の若い鷹、空軍のシンボルを示している、と聞くとなるほど、と思いますね。
ここには、テニスコートやバドミントン場、バスケットボールコート、インラインスケート場などの、通常の公園のとしての施設のほかに、災害体験ができる「安全体験館」や、区民会館、アートギャラリーなどの建物を包括するほか、音楽にあわせて噴水がきらめく噴水ショーの池などを備えています。そして注目すべきは屋外の本格的なロッククライミング施設。
ここもト・ボンスンのドラマで使われていましたね。ドラマでは、このロッククライミング場で、いいところを見せようとしたミンヒョクをしり目に、ボンスンが軽々と超難関コースを制覇していました。
ほかにも、おじさんたちがベンチで将棋をさしていたり、おばさんたちがトロットを大音量でかけて運動(ダンス?)していたり・・・いかにも地元の公園らしいディープな光景を見ることができます。ちなみに、ボンスン達がデートしていた広場ですが、私が行ったときは、芝生の中は「立ち入り禁止」の立て札が。
同じように寝転んでみたかったのですが、残念でした。友達が行ったときは「普通にみんな入っていたよ」ということだったので、季節や時期によるのかもしれませんね。
ポラメ公園へ行き方
地下鉄 2号線の場合は新大方(シンデバン)駅で降りて4番出口から出たら、線路を右手に見て文昌(ムンチャン)小学校ホウメンヘ直進すると徒歩15分ぐらいでポラメ公園南門に到着します。地下鉄7号線の場合はポラメ駅を降りて、2番出口を出て駅を背にして、右へカーブする大通りを道なりに徒歩15分ぐらいでポラメ公園正門に到着します。
電話番号は 02-2181-1187~96(ポラメ公園管理事務所)。公園は24時間オープンしていますが、各施設は、施設によって営業時間や休日が異なります。
番外編
ここで番外編を少し。ドラマを見ていないと絶対面白くない、けど、ドラマを見ていた人にはたまらない場所も2個所、ついでにご紹介しておきます。どちらもソウル中心部からすぐの場所なので、時間があるからちょっとついでに、という方は、ぜひ寄ってみてください。
ボンスンの両親が経営する胡桃菓子のお店「PLATE-B」カフェ
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ボンスンの両親が経営している胡桃菓子のお店兼カフェの撮影に使われたのは、実在するカフェ、「PLATE-B」です。ドラマの中では、ボンスンの家も、両親の胡桃菓子のお店も「トボン(道峰)区トボン洞」にあることになっていましたが、実際の場所は、Nソウルタワーのある南山(ナムサン)のふもとです。
ボンスンオンマガ、近所のアジュンマ達と一緒に貼りついて、「あれが婿か?!」とミンヒョクを品定めした大きなガラス窓も、こじんまりしたショーケースのあるカウンターも、小さな木のテーブルの座席も、ドラマで使われたままです。
そしてここ、わかりやすくて行きやすい場所にあります。ただし、残念ながらごく普通のカフェ。それほどインスタ映えするわけでもなく、変わったメニューがあるわけでもありません。ドラマを見ていない友達を連れて行くと「なぜここ?」と言われてしまいそうな場所でした。
カフェ「PLATE-B」への行き方
地下鉄2号線に乗り、淑大入口駅で降ります。3番出口から出て右手へ直進、3本目の交差点も直進、右手に龍山(ヨンサン)高校を見ながらさらに直進、右手に龍山(ヨンサン)中学が見えますがそれも過ぎるとロータリー交差点の三差路になります。三差路を来た方向から見て直進に近い方の広い道に入ると左側がスーパー、その向こうがカフェ「PLATE-B」です。
電話番号 02-318-6980
ボンスンが犯人とすれ違ったり、ボンスンオンマが買い物に出て歩いていたガード下
これもドラマを見ていない人には絶対伝わりませんね。ボンスンが犯人の何度もすれ違って「あれ?!」と気持ちがざわざわした、あの場所です。
ドラマではここもボンスン家の近所、「トボン(道峰)区トボン洞」ということになっていましたが、実際はソウル駅のすぐそば。歩いて数分のところにありました。
ボンスンが犯人とすれ違ったガード下への行き方
ソウル駅、13番出口を出たら、そのまま線路に沿って南栄方向(南方向)へ進みます、300m~400m進むと右手にガード下が見えます。
力の強い女ト・ボンスンのロケ地ツアーがある?
今回ご紹介したロケ地をすべてまわるようなロケ地ツアーは、2018年5月現在では見つけられませんでした。ただし、ご紹介した場所は、遊園地「ソウルランド」以外は、すべてソウル市内にあるので、電車やタクシーでも簡単に移動することができます。以下に、私のおすすめのツアー2日コースと、これらの場所の一部を含む観光オプショナルツアーをご紹介します。