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ゴハン行こうよ2のロケ地はどこ?行き方やツアー情報を調査!

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出典:BS朝日

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モッパンドラマといえばこれ!「ゴハン行こうよ2」

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ジャジャン麺をかきまぜた後、一気にすすって口のまわりをベタベタにする様子とか、ビール片手にさくさくのチキンにかぶりつく様子とか、汗をかいてハフハフ言いながら熱々のスープを飲む様子とか・・・・夜中に見る焼肉シーンなんか、本当にたまらないですよね。

今回ご紹介するのは、モッパンドラマ「ゴハン行こうよ2」のロケ地です。

このドラマ、タイトルからもわかるとおり、毎回毎回、何か食べているドラマでした。1話の中に、食事のシーンが必ず2回は出てくる、というまさにモッパンドラマです。

今回はその中でも、格別美味しそうだった、珠玉の料理店の数々をご紹介します。

ゴハン行こうよ2のロケ地が話題になった名シーンは?

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「ゴハン行こうよ2」は元BEAST、現Highlightの現役アイドル、ユン・ドゥジュン主演のドラマです。「2」とついていることからもわかるとおり、前作「ゴハン行こうよ」の続編ですが、前作と共通のメンバーはユン・ドゥジュンのみ。

本作は、ユン・ドゥジュン演じる保険外交員ク・デヨンが、前作のソウルから、幼い頃住んでいた世宗(セジョン)市に引っ越し、そこで出会った人たちとの間のドラマを描く、という形で話が進みます。

本作のヒロイン、ペク・スジ(ソ・ヒョンジン)はク・デヨンの向かいの部屋に住む作家でク・デヨンの幼馴染。彼女は昔、あるできごとをきっかけに暴食に走り、体重100キロまで増えて性格が一変した過去があるのですが、そのきっかけとなったのがク・デヨンでした。

ペク・スジは、まわりからペク・テジ(白ブタ)といじめられる中、唯一優しくしてくれて、いつもトッポギを勧めてくれるク・デヨンに淡い恋心を抱いていました。

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しかし、ク・デヨンは彼女にトッポギを食べさせて、母の店の売り上げを上げたかっただけだったのです。

久しぶりに再会して毎日必死で運動するスジにその話を聞かされたク・デヨンは、今さらながら彼女への申し訳なさが募り、彼女の恋の橋渡しをサポートすることを誓います。

こうしてク・デヨン、ペク・スジと、ペク・スジのあこがれの男性、絵に描いたようなエリート公務員イ・サンウ(クォン・ユル)の恋の三角関係がスタートします。

そこへさらに、保険金事件のサスペンス要素なども加わり、ドラマはモッパン以外にも十分ドラマとして成り立つ内容を備えていました。

しかし、なんといってもこのドラマの「華」はモッパンシーンでしょう。料理を映すシーンは、香りや味、温度まで感じられそうなほどリアルでしたし、毎回、料理を前に目を見開き、眉間にしわを寄せて、一気に「うんちく」を語るク・デヨンのシーンには「待ってました!」と声をかけたくなるような楽しさがありました。

たとえば7話では、「チュクミよりもステーキがよかったのに」と言うイナ(サンウの同僚)にク・デヨンの眉がピクッ!ものすごい剣幕でうんちくを語りだします。

「今が一番の旬の時期なのに、なんてことを言うんですか!」「旬のチュクミは歯ごたえも抜群。そもそもチュクミにコレステロールを減らすタウリンが豊富で解毒作用にすぐれ、ダイエットにもいいし、妊産婦にもいいし、特に女性には素晴らしい栄養食だ」云々・・・

まくしたてられてしゅんとしたイナが「怖い・・・」とつぶやいたのは、アドリブだったのでしょうか。向かいにいるサンウは吹き出しそうになっていて、これ、本当に素のリアクションのように見えました。

出演者全員が楽しんで演じている様子がリアルに伝わるシーンでしたね。細かい部分で笑いが多かったのもこのドラマならではの良さでしたね。

イナの妹、外国暮らしの経験があって積極的なミナは、言葉では伝わらないから、といきなりサンウの前で体をくねらせて挑発的なダンスをしていましたが、唐突過ぎて、目を白黒させるサンウの様子に、見ているこちらも思わず吹き出してしまいました。

スジがサンウの家のロボット掃除機を「家出」させたシーンも傑作です。

スジはサンウの部屋に行って、掃除を手伝いながらプロポーズを空想するのですが、この間、玄関ドアを開けたままだったので、ロボット掃除機が家出してマンションのエレベータに乗って出て行ってしまったのです。CCTVで警備員のおじさんの「掃除機の家出は初めて見たよ」と言うセリフがあまりにもおかしくて今もよく覚えています。

ドラマ内でスジはク・デヨンの助けを借りてサンウと両想いになるのですが、サンウにキスされたスジが、「幸せ~!」でも「夢みたい!」でもなく、いきなり口臭や鼻毛の心配をするのも、妙に現実的で笑えました。

ク・デヨンのブログは「モッパン・ブログ」。しかも、食べ終わった後の空っぽのお皿の写真を上げる、というスタイルです。私は料理が出てきた瞬間、がっついて食べてしまい、食べ進めてから「あー!写真撮るの忘れたー」と後悔することがしばしばあるのですが、このドラマを見て「こんな方法もあるのか」と目からウロコでした。これならいつでも完璧な写真があげられる、とうなずいた方も多かったのではないでしょうか。

毎回笑って、ちょっぴりサスペンスもあって、よだれの出そうな食べ物がずらっと並べられるドラマ「ゴハン行こうよ」は、ほかにない新しいジャンルを確立したドラマと言えるでしょう。

2018年7月には「ゴハン行こうよ3」の放送も始まる予定です。「3」が始まる前に、まず、「2」に出てきた料理店のおさらいをしておきましょう。

ゴハン行こうよ2ロケ地

洗面器のような巨大な器がインパクト大。いつもお客さんが途切れない「城山洞カルグッスチッ」

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中華料理をたらふく食べてしまった翌日、スジはカルグクスの店の前で「食べたい」「食べちゃだめ」と、一人で延々、葛藤します。そこへやって来たのがク・デヨンと、同じ世宗ヴィラの下の階に住むジョミ・ハルモニの2人。ずんずん店に入っていく2人と一緒に、結局、スジも店に入って、カルグクスを食べてしまいました。

「カルグクス」は「カル(刀)」+「グクス(麺)」、言葉からすると、中国の「刀削麺」と似ているようにも思えますが、刀削麺のように麺の塊を包丁で削り飛ばして作るわけではありません。韓国の麺には生地を押し出して作る冷麺のようなタイプと、包丁で切って作る麺がありますが、この2種類を区別するために、後者の、包丁で切って作る麺を「カルグクス」と呼ぶようです。

このお店の名前は「カルグクス」+「チッ(家)」、つまり直訳すれば「カルグクス屋」ですね。

通常、カルグクスは一人分の料理をそれぞれの器で提供する店が多いと思いますが、ここは違います。このお店は、人数分のカルグクスをまとめて、ひとつの巨大な白い器に入れて出します。形は鍋に近いのですが、色が白なので、見た目は鍋というより洗面器。

ひと目見たら忘れられないほどインパクトがありますね。

ドラマで食べていたのが、あさりたっぷりのカルグクス。熱々のカルグクスにキムチを添えてツルツル、ハフハフ食べるのがなんとも美味しそうでした。

ドラマではク・デヨンはあさりの殻を先に全部外しておく派、スジは食べながら殻を外す派で言い争っていましたが、みなさんはどちらに軍配を上げるでしょうか。

私は「食べながら外す」派でしたが、このドラマでク・デヨンが先に殻を外してまとめて食べるのを見て認識が変わりました。ここのあさりは、器に入っている量が桁外れに多いのです。身を外したあさりだけ、こんもりスプーンに山盛りにして食べる様子は、なんとも贅沢で美味しそうに見えました。

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ク・デヨン達は、あさりのカルグクスと一緒にポッサム(ゆで豚)も注文していました。

ポッサムを乗せていた葉物野菜は、よくあるサンチュやエゴマではなく、白菜でしたね。野菜+ポッサム(ゆで豚)に、キムチまで乗せて口いっぱいにほおばっていました。

これも間違いなく美味しいですよね。

このお店、住宅街の中の普通の食堂です。

ソウルのグクス屋さんとしては、値段は少しお高め(グクス7,000~)ですが、お店の中は非常に清潔なので安心して入ることができます。席は椅子テーブル席と、床に座るタイプがあります。

外国人客は少なく、年中地元の方で混んでいるので、昼時などのピークタイムはできれば外していきたいところです。

グクスメニューは、アサリのほかにカワニナが選べます。また、5月から始まる夏場のコングクスも、大豆の風味が濃厚で、手打ち麺のコシ・なめらかさが抜群です。

ここのコングクスの大豆は、直接、特定の契約農家から仕入れているそうで、濃厚な甘みが強いことで評価が高く、おすすめです。

最寄駅は「加佐(カジュア)駅」

あまり聞きなれない場所ですが、「弘大入口(ホンデイック)」駅と「DMC(デジタルメディアシティ)」駅の間の駅です。ワールドカップ競技場やハヌル公園も近いです。

また、K-pop好きの方なら、INFINITE、LOVELYS、Golden Childが所属する「ウリムエンターテインメント」事務所近く、というとイメージしやすいでしょう。このあたりに用事のある時にはぜひ一度覗いてみてください。

「城山洞カルグッスチッ」へ行き方

地下鉄京義中央線に乗って「加佐(カジュア)駅」で降ります。1番出口から出たら直進して次の角を右に曲がり、500mぐらい直進すると、カラフルな建物と運動場の遊具ですぐそれとわかる中洞小学校の交差点に差し掛かります。この交差点を直進でそのまま渡りたいのですが、横断歩道がないので少しだけ迂回して陸橋で道の向こうへ渡ります(ちなみにウリムエンターテインメント事務所は、この交差点の斜め左対角線上にある、第一歳暮病院の裏手にあります)。陸橋を使って交差点を渡ったら、角にある動物病院を右手に見ながら直進、そのまま少し坂を上がったところが「城山洞カルグッスチッ」です。夏場は坂の上に「コングクス」の横断幕がかけられているのでそれを目安に探すとわかりやすいでしょう。駅から徒歩約8分で到着します。

住所:ソウル特別市麻浦区(マポク)城山洞(ソンサンドン)200-204
電話番号 02-373-3964
営業時間:11:00~21:30 休日:旧正月、および秋夕(チュソク)の連休

ク・デヨンが会社の先輩イム・テクスを連れて行ったお店。牡蠣尽くしの「クルテバッ(牡蠣最高)」(旧店名:牡蠣天地(クルチョンジ))

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ク・デヨン会社の先輩イム・テクスは元刑事なのですが「酒さえあればいい」と一人暮らしで酒浸りの生活をしています。それを見たク・デヨンが「そんなことじゃ体に悪い。スタミナつけなきゃ」と連れて行った牡蠣尽くしのお店がここでした。

ドラマで食べていたのは、酢コチュジャンにつけて食べる生ガキ、雑穀入りの黒米に牡蠣と豆類をどっさり入れた釜飯、牡蠣の和え物、マッコリ、牡蠣雑炊、牡蠣のジョンでした。

テクスさんがなんでこんなに丸々してるんだ?!とブツブツつぶやきながら食べているのがなんとも美味しそうでしたね。

生ガキは、酢コチュジャンをたっぷりつけて食べるのも美味しそうでしたが、キムチと一緒に口に放り込むのも、絶対美味しいだろうな、と思いました。牡蠣のジョンや、牡蠣雑炊なんかも、日本では珍しいメニューだと思います。

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そしてなんとも美味しそうだったのが釜飯!

黒米に雑穀やカボチャ、栗、豆類までたくさん入って牡蠣がぷりぷり、それをお釜からゴハン茶碗によそった後に、白ごまををたっぷり散らしたニラキムチを山盛り、韓国海苔も加えて・・・これは見ているだけで本当にヨダレが出そうなメニューでした。

釜飯のメニュー名は「クルトルソッヨンヤンパッ (牡蠣石鍋栄養飯)」お値段12,000ウォンです。

お店はドラマのロケ当時とは店名が変わっていますが、メニューは変わっていないようです。

釜飯は石窯で炊き上げるため時間がかかります。

注文してから20~30分の余裕をみておきましょう。石窯にはおこげができるので、最後にこれをこそげて、お湯を注いでヌルンジを楽しむのがツウの楽しみ方です。

ぜひ、最後のひとつぶまで堪能してくださいね。

「クルテバッ(牡蠣最高)」へ行き方

地下鉄5号線の「西大門(ソデムン)」駅で降ります。2番出口を出たらそのまま直進します。左手にコンビニ(GS25)を見て直進、さらに左手にEDIYA COFEEを見ながら直進し、「ペッタパン」の角で左折、次の大きな交差点(天主教西大門教会が左手にある交差点)を右に曲がると、左手に「クルテバッ(牡蠣最高)」があります。

住所:ソウル特別市西大門区(ソデムング)冷川洞(ネンチョンドン)26
電話番号 0507-1404-9462
営業時間:平日10:00~22:00、週末10:00~21:00

箸で触れただけでほろほろ崩れるカムジャタンの巨大肉。シメのポックンパも最高「シゴルカムジャグッ」

hi.lee.2018さん(@hi.lee.2018)がシェアした投稿

ク・デヨンが会社の先輩イム・テクスと「酔いざましに」と食べに行ったのがカムジャタン。

出てきた鍋を見て「なんだこの店は!カムジャが2つしか入ってないじゃないか」と文句をつけるイム・テクスに対して「いいですか、『カムジャタン』の『カムジャ』はじゃがいものことじゃありません。肉のこの部位のことを言うんです」とウンチクを語っていましたね。

私もじゃがいもだと思っていたので、これを見てびっくりしました。

Wikipediaでも「カムジャタン」は「カムジャはジャガイモ、タンはスープの意味。直訳するとジャガイモのスープになるが・・・」と書いてあるのですが、さらに調べてみると、豚の骨付き背肉を使用し、背骨=「カムジャ骨」と呼ばれることから「カムジャタン」という説もあるのですね。ドラマの中で、テクスさんも「いやー、知らなかった」と言っていたのを見ると、韓国人でも知らない方が多いのかもしれません。

カムジャタンにはこの骨付きの背骨肉を巨大なまま入れて、ほろほろになるまで煮込みます。カムジャタンは、箸で触れただけで骨からはずれるこの肉をこそげ取って、骨をしゃぶりながら食べる料理です。

二日酔いの翌日、酔い覚まし(ヘジャングク)としてよく食べられ、シメにポックンパッをするのも定番です。ク・デヨンはほぐした肉とキムチを一緒に食べていましたが、これも韓国では定番の食べ方だと思います。

ヘジャングクといえば、私は辛い味のスープなんかをイメージします。

お酒が残ってどんよりする体に、辛いスープでカツを入れて、汗もかいてすっきり解毒する、というイメージなんですが、カムジャタンは、あまり辛くないメニューですね。日本人の感覚からすると、「朝から肉の骨付き肉の塊とじゃがいも」は重すぎるような気がします。

私ならカムジャタンをランチか夕食に食べますが、このお店は24時間営業で年中無休。いつでもお好きな時に食べられます。

ドラマでは、ジャガイモを食べようとしたテクスをク・デヨンが制止して「ジャガイモは残してシメのポックンパッに入れなきゃ!」と戻していましたこれも新鮮でした。ポックンパッにホクホクのじゃがいもを入れるのが「ク・デヨン流」なのですね。

鍋に山盛りのカムジャタンを食べた後に、その鍋にご飯を入れてたっぷりポックンパッ(炒飯)。「ちょっと多すぎじゃない?」とも見えますが、実際食べちゃいますよね。美味しいと止まらない。鍋の炒飯の真ん中に線を引いて「おい!こっからこっちが俺の分だからな」というのもよくわかります。

テクスがポックンパッを作ったあとの、おたまに残った飯粒を、スプーンできれいにすくって食べているのを見たときには「あー!そうそう!これやるよねー」と激しく共感しました。

この店のカムジャタンには「特大」「大」「中」「小」とサイズが4種類あります。「小」でもけっこう量があるので気を付けて。まわりを見渡してからサイズを決めましょう。頼んでみて物足りなければ骨付き肉だけ追加もできますよ。

「シゴルカムジャグッ」への行き方

地下鉄6号線に乗って「セジョル駅」で降ります。1番出口から出たら右へ直進し、鷹岩五叉路でさらに右折、そのまま進んで2個目の十字路を左折すると「シゴルカムジャグッ」が見えます。駅から徒歩で約12分で到着します。

住所:ソウル特別市恩平区(ウンピョング)鷹岩洞(ウンアムドン)602-32
電話番号 02-302-8484
営業時間:24時間営業 休日:なし

ク・デヨンとイ・サンウが無言で食べ続けたインドカレー「Cali」

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人数が足りないから、とサッカーに誘って友達になった公務員イ・サンウとク・デヨンが連れ立って訪れるお店。

ここで品行方正で全く隙が無いと思われていた「ザ・公務員」イ・サンウが意外に暴言を吐くことや、インドへバックパック旅行に行った経験がある、という事実が発覚します。

でも食に興味のないサンウは、インドでもカップラーメンを食べていたそうで。

「カレーなんて韓国でも食べられるし、どこもたいして変わらないだろ?」というサンウのことばに、ク・デヨンの眉がぴんっと跳ね上がります。「そんなことを言うなんて、カレーへの冒とくだ!」。

スパイスの種類から作り方まで、手間がかかるし体にいいものを使っているし香りも違うんだ!と「本物のカレー」うんちくを語っていましたね。

ドラマで食べていたのは、ナン、カレー、サフランライス、タンドリーチキン、ピクルス、ドーナツのような揚げ物、イチゴ味と思われるピンクのラッシー、でした。

しかしこの場面、なんと2人とも、ふんふん、うーむ、という声以外、一切無言。最初のク・デヨンのうんちくの後は、最初から最後まで、とうとう2人もも、ひとこともしゃべってくれませんでした。なので、あのドーナツみたいなメニューは、中に何が入っていたのか、ラッシーはイチゴ味だったのか、実はよくわかっていません。

気になる方はぜひ、現地で確認してくださいね。

「Cali」へ行き方

地下鉄4号線に乗って「恵化(ヘファ)駅」で降ります。4番出口から出たら左手へ進み、左手にコンビニ(CU)やCofee Bean、ARITAUMを見ながら直進、左手にキムガネがある交差点を渡ってから左折、進行方向右側にインドカレー「Cali」があります。駅からは徒歩で約6分で到着します。

住所:ソウル特別市鍾路区(チョンノグ)明倫(ミョンニュン)4街(サーガ)170-3

「教大(キョデ)コプチャン」

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次は江南の有名なコプチャン屋さん「教大(キョデ)コプチャン」です。

ドラム缶の丸いテーブルでわいわい、がやがや食べるのはいかにも韓国らしい雰囲気がありますね。このお店は、数あるコプチャン屋さんの中でも、ぷりぷりとして臭みがなく、美味しいということで非常に有名なお店です。

メニューはコプチャン(小腸)、テチャン(大腸)、マッチャン(直腸)、トゥッヤン(ミノ)のホルモン類単品と盛り合わせ、他にムルネンミョン(水冷麺)、ピビンネンミョン(辛い混ぜ冷麺)、飲み物はソジュ(焼酎)、ビール以外にも、ポップンジャ(トックリイチゴ酒)なども置いてあります。

コプチャンと一緒に野菜も焼いて食べたいク・デヨンと、コプチャンはコプチャンだけで味わいたいスジの2人は、このコプチャン屋さんでもいきなりバトルを繰り広げていましたね。

スジが割りばしを割って2本縦に並べて、鉄板の真ん中を2分割、「こっちは私、あんたはそっちで好きにしなさい」と完全に戦闘モードになっていたのが笑えました。その後、店員さんの「ご飯は今持ってきますか?それとも後で?」に声を揃えて「今」と答えていたのも、可笑しかったです。

私はコプチャンから出る油で炒めた野菜、特にたまねぎは絶妙に甘くなって美味だと思います。ついでに、付け合わせで出るニラキムチも、一緒に軽く炒めると、口の中がすっきりして飽きずに美味しく食べられると思うのですが、これも好き好きですね。

主義の合わない人と一緒に行ってしまったら、スジがやったみたいに、割りばしで「陣地」分けしてあげましょう。

私はコプチャンから出る油で炒めた野菜、特にたまねぎは絶妙に甘くなって美味だと思うのですが、これも好き好きです。主義の合わない人と一緒に行ってしまったら、スジがやったみたいに、割りばしで「陣地」分けしてあげましょう。

ドラマでは、スジがサンウに付き合おうと言われて、付き合い始めた最初のころにこのお店に来ていました。でも、来たのはスジと、ク・デヨンの2人だけ。「サンウの前では食べられないから」と先にク・デヨンと食べるスジでした。

わかりますねー。女心ですねー。付き合い始めのデートでは、なるべくいいところだけを見せたいもの。口のまわりを油でギラギラさせながら食べるのはちょっと・・・と思うのは当然かもしれません。

このお店で気を付けなければいけないのは、注文が「2人分から」ということです。1人で1品を1人前、というような注文はできません。少なくとも2人分、つまり1人前を2種類以上か、2人前を1種類以上頼む必要があります。

もちろん、1人でもそれだけ頼んで食べてしまえる方はなんの問題もありませんよ。

ちなみに私がこのお店でピビンネンミョン(辛い混ぜ冷麺)を頼んだ時、ピビンネンミョンはなんと店の外から、持ってきてくれました。どうやら隣のお店と提携してメニューを共通で出しているようです。これもソウルではよく見るおもしろい光景ですね。

「教大コプチャン」へ行き方

・地下鉄2号線から行く場合:「教大(キョデ)駅」で降りて、14番出口を出ます。そのまま400mほど直進した右側に「教大(キョデ)コプチャン」があります駅から徒歩約6分で到着します。

・地下鉄3号線から行く場合:「南部ターミナル駅」で降りて、6番出口を出ます。Homeplus方面へ大通りを500mほど直進した左側に「教大(キョデ)コプチャン」があります駅から徒歩約7分で到着します。

住所:ソウル特別市端草区(ソチョグ)端草洞(ソチョンドン)1578-2
電話番号 02-3474-9167
営業時間:11:00~29:00(朝5:00まで。ラストオーダーは朝4:00) 休日:なし(年中無休)

弘大入口の本格的タイ料理店「Amazing Thailand(アメージング・タイランド)」

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ここは店員さんもタイ人ですが、お店に来ているお客さんにタイ人が多いです。その国の方が食べにくるくらいなのだから、味に期待が持てるというものですよね。

ドラマではク・デヨンは世宗ヴィラのオクタッパン(屋上の部屋)に住んでいるジュスンをここに連れてきます。タイ料理一度も食べたことのなかったジュスンは最初「化粧品みたいな匂いだ」と嫌がりますが、ク・デヨンはタイ料理は「視覚、嗅覚、味覚のすべてを満足させる究極の料理だ!」とうんちくを語り切ってから食べていましたね。

ドラマで食べていたのはまず、カニのカレー炒め。恐る恐る口にしたジュスンも一瞬で笑顔になりました。ほろほろ牛肉の乗ったサルグクス(米の麺)、トムヤムクン、ヤンウンセン(海鮮のサラダ)、あとはパッタイ(炒め麺)でしょうか?どれも本当に美味しそうでした。

ドラマではいつも「うんちく語り」モードのまま、眉間にしわを寄せて食べているドゥジュン君が、ここのトムヤムクンのスープをひとくち、口に運んだ瞬間、満面の笑顔になったのを見ましたか?本当に美味しくて、大好きな味だったんでしょうね。

私は普段、あまりタイ料理を食べる習慣がないのですが、あれを見た瞬間、「ここは行かなきゃ」という気になりました。

なお、ここはエビがぷりぷり、濃厚で辛さとこくがやみつきになるトムヤムクンも、もちろん有名ですが、おすすめしたいのは、ガパオです。ひき肉と香味野菜の炒めものですが、辛さと香りが病みつきになるうまさ。

ぜひご飯と一緒に召し上がってみてください。
デザートもいろいろ選べますので、女子旅にも、ぜひおすすめしたいお店です。

「Amazing Thailand(アメージング・タイランド)」へ行き方

地下鉄2号線の「弘大入口(ホンデイック)駅」で降ります。1番出口を出たら、駅を背に直進します。右手のスターバックスを過ぎたら、ヒュンダイ自動車の手前を右に曲がり、次の角を左に入ると、右手にThailand(アメージング・タイランド)」があります。駅から徒歩約6分でお店に到着します。

住所:ソウル特別市麻浦区(マボグ)西橋洞(ソギョドン)375-37
電話番号 02-322-0567
営業時間:11:00~22:00

一人でも入りやすいチェーン店、メニュー豊富な「ククスナム」knk店

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スジはあこがれのサンウとようやく付き合い始めたものの、何かと高級志向の彼に違和感を覚え、向かいに住む幼馴染のク・デヨンにも心揺れている、という微妙な時期に、ク・デヨンと二人で朝食を食べに行ったお店です。

ほかにも、美人でスタイル抜群のヘリムがここでアルバイトをしていたり、ク・デヨンと会社の先輩イム・テクスが連れ立って来たり、とドラマの中で何度もこの店が出てきました。

スジとク・デヨンが食事に来た回では、2人はコングクスでバトルしていました。ク・デヨンいわく「香ばしいものには砂糖、というのが『公式』だ。おこげにだって、ミスカルにだって砂糖を入れるだろ」、スジいわく「塩が甘味を引き立てるのを知らないの?! 古くから日本ではスイカに塩よ。知らないのね!」

でもコングクスを出すお店では、だいたい塩とキムチ(とタンムジや他のバンチャン)がお皿に盛られてくるか、塩はテーブルに置かれていて、勝手にいれるか、どちらかのような気がします。砂糖と塩、両方おいてあるところは少ないと思うのですが、言えば出してくれるものなのでしょうか?

コングクスは韓国の夏を代表する料理のひとつだと思います。豆乳というよりは、ドロドロの固まる直前の豆腐に近いスープに、ツルツルしこしこの麺が入っています。

キンキンに冷えた、濃厚なスープを飲むと、のどからお腹の奥まですーっと冷えてすっきり。大豆なので食べたあとの充実感もしっかりあって、私は大好きなのですが、「重すぎる」「味が単調」と敬遠する方も多いかもしれません。

最初はそのままで豆の味を楽しみ、次は塩を、最後はキムチをたっぷり入れて食べれば、飽きずに食べ進められると思うのでぜひお試しを。日本の冷やし中華と同じで、冬は見かけません。見つけたらぜひ一度チャレンジすることをおすすめします。

「ククスナム」はソウル市内だけでも80店舗を超える大きなチェーン店です。

うどん、コングクス、冷麺、ピビンネンミョンから辛いチャンポン、トッポギ、とんかつ、カレーライスまで。メニューは種類豊富。店舗はどれも綺麗で、日本のファミリーレストランに似た雰囲気があります。一人で食事する時も気後れせずに入ることができて便利です。

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ここのメニュー表には、全メニューそれぞれ写真が入っていて、ハングルだけでなく英語の説明がついているのも、外国人にはありがたいと思います。ちなみに「カツ丼」もあるのですが、ハングルが「???(カチュドン)」英語が「Katsudon」となっていました。カツ丼は、どの言語で表記してもカツ丼なんですね。

ククスナムはチェーン店なので、店舗はあちこちにたくさんありますが、下記「行き方」には、せっかくなので、「ゴハン行こうよ2」で外観がロケに使われた店舗の場所を記載しておきます。ここはビル街なので、常に近所のサラリーマンの方がいっぱい来ています。

「ククスナム」へ行き方

地下鉄5号線に乗って「永登浦市場(ヨンドゥンポシジャン)」駅で降ります。1番出口を出たら、駅を背に大通りを直進、300mほど進むお右手にシナ療養病院のある大きな交差点があります。交差点をまっすぐわたってさらに直進、2ブロック目の「knkデジタルタワー」内に「ククスナムknk店」があります。駅から徒歩約5分程度で到着します。

住所:ソウル特別市永登浦区(ヨンドゥンポグ)永登浦(ヨンドゥンポドン)8街(パルガ)92 knkデジタルタワー
電話番号 02-2655-9320
営業時間:11:30~20:00

大学路(テハンノ)にある臭みゼロのスンデ「スンデ実録(スンデシルロク)」

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ドラマではスジとク・デヨンが一緒にここで食事をするシーンがあります。太いスンデを鉄板の上で焼いて、ソースをつけて食べるのですが、これが長い! 直径は5cm以上、長さは30cm以上ありそうなスンデが鉄板の上で渦巻き状になっているのを、ナイフとフォークで切って食べていました。

鉄板で焼かれて、うっすら焦げ目のついた巨大ソーセージのようなビジュアルが、なんとも美味しそうで、切った瞬間、皮がぷちっとはじけて、中からじゅわーっと肉汁が出てくる様子がたまりませんでしたね。

一緒に食べている付け合わせの緑野菜の和え物も美味しそうだし、もやしや他の野菜をたっぷり入れた炒め物も美味しそう。鼻水をすすりながら食べるスンデクッパに至っては本当にヨダレが出ましたよね。

ク・デヨンが「チョルミョン追加ねー!」と言ったタイミングがあまりにも良過ぎてスジが「今日は食の趣味、合うねー!」と同意を求めたら「いや、俺は彼女と食べようと思って。ほら、彼女だ。行かなきゃ」とク・デヨンがさっと席を立って行ってしまうという・・・
スジのリアルな夢のシーンでした。

スンデは韓国のソウルフードのひとつです。韓国のソーセージ、のようなものでしょうか。

屋台でトッポギとスンデを一緒に頼んで、スンデにトッポギのソースをつけながら食べる、というシーンはいろんなドラマでよく見ますよね。でも、赤くてきれいなトッポギに比べて、スンデの方は色がどす黒く、お世辞にもビジュアルが綺麗とは言えないので、食べたことがない方も多いかもしれません。

あの黒い色の正体は、なんと豚の血・・・・と説明してしまうと、なおさら敬遠されるでしょうか。スンデは豚の腸に、ぶたひき肉や豚の血、春雨やもち米などを詰めて蒸して作ります。

血が入っていることで、非常にこくが出る、のですが、一方で、新鮮な材料を使わないと、生臭くなりがちな料理でもあります。

そんな生臭さ、見た目の悪さが気になる方に、ぜひぜひおすすめしたいのが、ここ、「スンデ実録(スンデシルロク)」です。ここのスンデは、血が入っていないタイプなんですよね。なので見た目もソーセージそのものだし、もちろん生臭みもゼロ!

さらに、スンデというと、屋台か、小汚い定食屋、のイメージですがここは違います。このお店にはテラス席もあって、開放的。女性のみでも、一人だけでも、とても入りやすい雰囲気です。

ドラマで巨大なとぐろを巻いていたメニューは「スンデステーキ」、野菜と一緒に炒めてあった「スンデ鉄板炒め」には、餅を追加してあるように見えましたね。ここには「チーズ餅」というトッピングもあります(おすすめです!)。

野菜を追加することもできますので、ヘルシーに食べられますよ。

テイクアウトも可能です。営業時間が長いので、朝ごはんや、飲んだあとのシメにもおすすめしたいお店です。

「スンデ実録(スンデシルロク)」への行き方

地下鉄4号線の「恵化(ヘファ)駅」で降ります。1番出口を出たら、すぐ右の道へ入り左手に西京大学恵化洞キャンパスを見ながら進むと進行方向に道が二股に分かれています。ここでスターバックスのある右手の道に入ると、「スンデ実録(スンデシルロク)」です。駅から徒歩約5分で到着します。

住所:ソウル特別市鍾路区(チョンノグ)東崇洞(トンスンドン)1-41,2F
電話番号 02-742-5338
営業時間:8:00~29:00(翌朝5:00まで) 休日:なし(年中無休)

市庁・光化門近くのキムチチムの名店。伝統家屋も必見の「ハノッチッ」

ク・デヨンの友達がソウルから訪ねてきた、という設定で、同じグループのメンバーヨソプ君がゲスト出演した回で使われたお店です。ク・デヨン=ユン・ドゥジュン君と同じく、ヨソプ君もスーツにオールバックのサラリーマンスタイルでしたね。

ドゥジュン君はアイドル活動の時も時々髪型をオールバックにしています。グループの衣裳でも彼自身はオーソドックスな形ものを身に着けることが多いため、ドラマでク・デヨンのサラリーマンスタイルになっても、最初からさほど違和感ありませんでした。

対するヨソプ君は前髪をおろしていることが多く、衣裳は上着の丈が長かったり、中のシャツがフリルたっぷりの王子さまスタイルのことが多いので、このドラマの中でのオールバックは見慣れず、なんだか不思議でしたね。意外と額が広いのだと初めて知りました。

ちょうどBEASTが「12時30分」という曲をリリースした頃で、ドラマ内の2人の待ち合わせ時刻も「12時30分」。待ち合わせに遅れたヨソプ君に電話して「12時30分って言っただろ?!」と怒るなど、「ヨルトシ サンシップン」を連呼するのが笑えました。

席につくなり、「何でもいいけどさ、外でわざわざ食べるのにキムチチゲかよ」と文句をつけるヨソプ君に対して、ク・デヨンは怒涛のようにキムチを語っていました。

確かに、韓国といえばキムチ。基本、韓国の食卓には、それが和食でもラーメンでも、キムチが一緒に出されるのが普通です。焼肉のときも、ゆで豚のときも、うどんやコングクスにも、ごはんのお供にも、キムチは欠かせない一品です。

このお店はおふくろの味を追求し、いまや全国に名をはせるキムチ料理の有名店。江原道(カンウォンド)の高冷地白菜や、海南(ヘナム)の白菜を取り寄せて、最低半年以上も漬け込む、という「熟成キムチ」が自慢のお店です。

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看板メニューはキムチチム。熟成キムチと、豚前足の巨大なかたまり肉を1時間半かけて蒸し煮にした一品です。熟成キムチは特有の酸味がありますが、豚のうまみと合わさるとこれがなんとも言えない美味しさに。

酸味が苦手な方には海苔をすすめてあげましょう。海苔の上にキムチと肉をのせて、海苔で巻いて一口で食べてみてください。海苔の香りがふわっと口の中に広がって、酸味も気になりません。

卵焼きも人気メニューのひとつです。ここの卵焼きはかなり大きいです。卵を7つか8つ使うそうで、とにかく大きい。そして中にはモッツァレラチーズ!

細長いお皿に、食べやすく切った状態で出されるのですが、まず大きさに驚き、一切れ取ろうとして、中のチーズがギュイーンと伸びるのに驚き・・・キムチ料理屋さんとは思えない意外性に驚きます。

このお店は2002年創業、ということで、それほど古いお店ではないのですが、建物そのものは、古い韓屋を再利用しているそうです。

門をくぐるとまず土間があり、ゆるやかな階段や、奥の座敷が見える様子は、なんともレトロで素敵。韓国文化を体験してみたい、という方にも最適だと思います。

非常に人気のあるお店なので、ランチタイムなどのピーク時間帯を避けて行かれることをおすすめします。テイクアウトも可能ですよ。

「ハノッチッ」へ行き方

地下鉄5号線の西大門(ソデムン)駅で降ります。2番出口から出たらそのまま進行方向に進み、次の角(左手にGS25があります)を左折します。突き当ったら今度は右に曲がり、左手にHOLLYS COFFEEをみながらしばらく歩くと、左手に「ハノッチッ」があります。駅から徒歩約5分で到着します。

住所:ソウル特別市西大門区(ソデムング)冷泉洞(ネンチョンドン)178
電話番号 02-362-8653
営業時間:10:00~22:00(ラストオーダー21:20) 休日:旧正月および秋夕(チュソク)の連休

ソウル駅近くの孔徳(コンドク)駅から3分、カラフルで手のかかるごちそうチヂミ「元祖麻浦ハルモニピンデットッ」

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元刑事のテクスさんが、刑事の勘と技術を生かして事件を解決した後、「保険金事件が解決したのは俺のおかげだろ?おごれよ。一次会、二次会、三次会、ぜーんぶおごれ!」とク・デヨンに迫ります。「OK」ということで、ク・デヨンがまず連れていったのが、このチヂミ屋さん。

ク・デヨンは「モドゥンジョン」と頼んでいたので、全部入りのチヂミ、かと思いきや、出てきたのは全種類のチヂミ、チヂミの盛り合わせでした。これがものすごい種類。

ズッキーニのジョン、青とうがらしにたっぷり肉を詰めたジョン、しいたけのジョン、カニカマのジョン、緑豆の緑のジョン、コチュジャンを練りこんだ赤いジョン、ほかにもハンバーグのようなひき肉だとかすり身だとか・・・ざっと見ても10種類以上の小さなジョン(チヂミ)が、大皿いっぱいに盛り付けられていました。

韓国でチヂミというと、大きく2種類に分かれる気がします。ひとつは、家で簡単に食べられるおやつとして作るタイプ。雨の日に「作ろうか」とありあわせの材料で作るのがこのパターンですね。

もうひとつは「ごちそう」として作るタイプ。これもドラマでもよく見ます。お正月や秋夕(チュソク)の祭礼、法事などのシーンで、いろんな材料を揃えて、それぞれの材料で、小さなチヂミを山ほど作ってお供えするイメージです。前者は「ありあわせ」で作るイメージですが、後者は「ものすごく手間ひまかかるごちそう」のイメージです。

このごちそうチヂミ、一度どんなものか食べてみたいと思っていたのですが、基本的にチヂミは家庭料理なので、専門店がなかなか見つかりません。・・・と思ったらここにありました。

ここは天ぷら1個からでも買うことができる、チヂミと天ぷらのお総菜屋さんです。日本語は通じませんが、店先で買う場合は、値札のところに小さな文字ですが日本語表記も入っていてわかりやすいですよ。買ったものをそのまま中で食べるときはあたためて熱々で出してくれるのも嬉しいですね。

最初から中で食べる場合は、とにかく種類が多くて迷ってしまうので、迷ったらク・デヨンのまねをして「モドゥン・ジョン」を頼んでしまいましょう。

チヂミ50%、天ぷら50%のAセット、チヂミ70%、天ぷら30%のBセットもおすすめです。

「モドゥン・ジョン」や「Aセット」「Bセット」を頼むと、大皿いっぱいに、カラフルなチヂミや天ぷらが出てきます。ビニール手袋とハサミも出してくれるので、食べやすい大きさに切り分けてからいただきましょう。熱いので気を付けて切ってください。

チヂミはサクサク、天ぷらは日本のものより衣が厚めですが、これもふわふわさっくりしていて美味です。

口の中が少し油っぽくなってきたと感じたら、一緒に出される水キムチの汁や、冷たい豆もやしのスープをどうぞ。口の中がすっきりして、またもりもり食べられます。

ほかにも、バンチャン(おかず)でテーブルがいっぱいになる、焼き魚定食も人気。私が見たときは、焼き魚定食のバンチャンに、カンジャンケジャンまでついていました。

栄養満点で体によさそうで、いっぱい食べても罪悪感を感じなくて済むような定食メニューです。テイクアウト可能。24時間営業なので、思いついたらいつでも行けるのも嬉しいですね。

「元祖麻浦ハルモニピンデットッ」へ行き方

地下鉄5・6号線・空港鉄道・京義線の「孔徳(コンドク)駅」で降ります。5番出口から出たらそのまま直進し、右手に交番を見ながらさらに直進し、左手、孔徳市場内に「元祖麻浦ハルモニピンデットッ」があります。駅から徒歩約3分で到着します。

住所:ソウル特別市麻浦区(マポグ)孔徳洞(コンドットン)256-30(孔徳市場内)
電話番号 02-715-3775
営業時間:24時間営業 休日:旧正月および秋夕(チュソク)の連休

「TOMATILLO梨泰院店」

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最終話、サンウとスジが別れたことを知らないク・デヨンは、2人の邪魔をするまいと友達に誘われた会社に転職してソウルに引っ越します。そして、一方、スジの方も、ク・デヨンの負担になるまいと考えて何も言わずに彼をそのまま行かせます。

後日、ソウルに用事で来たスジは、テレビで見た美味しそうなメキシコ料理の店に、ク・デヨンを誘ってみようと思いつきますが、電話すると彼は忙しそう。邪魔しては悪い、とあきらめて一人でメキシコ料理屋に出かけます。一方、彼女がサンウと別れたことを知らないク・デヨンは、電話をかけなおすこともできず、傷心のまま、これまたテレビで見て気になっていたメキシコ料理の店に行き、時間は違うけど、実は同じテーブルで同じメニューを食べていた・・・、というシーンで使われたお店です。

先にお店に入っていたスジは、店に飾られたサインを見て「うわー、さすがソウル。芸能人も来るのねー」と喜んでいましたね。

壁には「ビースト、ユン・ドゥジュン」としっかり書き込まれたサインが。サインそのものは確かにドゥジュン君のいつものサインですが、このシーンではわかりやすいように、名前もハングルではっきり書きこんでありました。

梨泰院(イテウォン)という街は、外国人が多く、町全体がアメリカだったり、イタリアだったり、なんとなく外国っぽい雰囲気の漂う街です。お店も、韓国伝統の、とか、下町のお店、というよりは、ハイセンスでおしゃれなお店が多くあります。この店も然り。

高いスツールやバーカウンターを備え、おしゃれなデートにも使えそうなお店です。

ドラマで2人が(それぞれ)食べていたのは、ナチョスとチーズ、中にたっぷりチーズの入ったピザ、野菜やひき肉たっぷりのブリトー、サラダ、サルサ、スープ、クラッシャーアイスに小瓶を逆さに刺したおしゃれなカクテル(「甘い、女性が好きそうな味だな」とク・デヨンが言っていましたね)

このお店は、おしゃれなだけでなく、ボリュームもあり、味も本格的、と評判です。スジやク・デヨンのようにセットになったメニューを頼めば、いろんな料理が一度に楽しめていいですね。

ドラマでは、このメキシコ料理で一人で食事したスジですが、後でク・デヨンのブログを見て、彼もメキシコ料理店に行っていたことを知ります。「忙しそうだから、わざわざ遠慮したのに。ちゃっかり行ってるのね」とムッとするスジ。

そしてこの頃、ク・デヨンもようやく、スジがサンウと別れていたのだという事実を知ります。

夜、スジがグランドで日課のジョギングしているところへク・デヨンが文句を言いに来ます。

「サンウと結婚させるために苦労したのに別れただと?俺はわざわざ世宗市を離れたのに!」自分がサンウと別れたこととク・デヨンが世宗市を去ったことの関連性がわからず、戸惑うスジにキスして「これでわかるだろ」。

スジのおなかがぐーっと鳴って、「何か食べに行く?」「トッポギ!」と二人が手をつないで去っていくシーンでドラマは終わりでした。

ドラマではスジとク・デヨン、それぞれが一人で食事していたので、お得意のうんちくを語るシーンがなくて残念でした。メキシコ料理のうんちくも聞きたかったですね。

おしゃれな外観とインテリア、見た目が綺麗でボリュームのあるカラフルな料理。ここはいかにもSNSに写真を上げたくなるようなお店です。さらに味も満点となれば文句のつけようがありませんね。こんなおしゃれなお店、誰と一緒に行きましょうか?

「TOMATILLO梨泰院店」へ行き方

地下鉄6号線の「梨泰院(イテウォン)駅」で降ります。2番出口から出たらすぐに左の通りに入り、突き当ったら右に曲がると、左手に「TOMATILLO梨泰院店」があります。駅から徒歩約3分で到着します。

住所:ソウル特別市龍山区(ヨンサング)梨泰院洞(イテウォンドン)112-4
電話番号 02-794-9225
営業時間:平日11:00-23:00、土日11:00-26:00 休日:旧正月および秋夕

番外編

コンビニ食材のアレンジメニュー

「ゴハン行こうよ2」では、料理店、家庭料理だけでなく、なんとコンビニメニューまで出てきました。以下がク・デヨンがコンビニでバイトするヘリムと一緒に食事したときのメニューです。コンビニで買ったものをそのまま食べるのではなく、ひと手間アレンジして食べる、のが美味しそうでした。

トッポギリゾット:トッポギにトッポギのたれを加え、ツナマヨおにぎりを崩して混ぜて、その上に、チーズを加えて電子レンジで加熱
チーズフライ:レンジデ加熱してとろとろにしたチーズをポテトフライにかけるかけたチーズフライ
カップ麺のトッピング追加:カップ麺にスンデを加えたり、マンドゥを加えたり。そしてもちろん!ここでもキムチは欠かせません。横にキムチのミニパックが添えられていました。
デザート:バニラアイスに缶コーヒーをかけてアフォガード風

ちなみに私は個人的には辛いブルダック麺とチーズブルダック麺を混ぜて食べるのがお気に入りです。ブルダック麺だけだと辛すぎて口の中がひりひりするのですが、チーズ味を混ぜると少しまろやかで食べやすくなり、こくが加わって美味しくなります。

まろやかになりつつも、しっかり辛さは残るので、食べた後はお腹の中が熱くなって、汗もたくさん出てスッキリしますよ~。

ゴハン行こうよ2のロケ地ツアーがある?

今回ご紹介したロケ地をすべてまわるようなロケ地ツアーは、2018年5月現在では見つけられませんでした。ただ、ご紹介した場所は、すべて移動しやすいソウル市内にあるので、電車やタクシーでも簡単に行くことができます。以下に、私のおすすめのツアーコースをご紹介します。グルメに観光をプラスした3泊4日コースです。参考にしてくださいね。

オリジナルおすすめ3泊4日コース

おすすめコース:1日目、午前中にソウル到着→ホテルに荷物を置いたら地下鉄京義中央線に乗って「加佐(カジュア)駅」で降りて駅から徒歩約8分の「城山洞カルグッスチッ」へ行き、ここでランチをとります(巨大容器に入ったアサリカルグクス)
→昼食後は「加佐(カジュア)駅」から3号線「景福宮(キョンボックン)」駅まで電車で移動(36分、1,450ウォン)し、5番出口からすぐの景福宮に入ります(入場料3,000ウォン)。14:30に間に合えば無料の日本語案内ツアーに参加、間に合わなければそのままを景福宮の中を散歩しながら見学します
→「景福宮(キョンボックン)」を出たら、そのまま散歩しながら「安国(アングク)」駅まで歩き、電車に乗って「西大門」駅まで移動(13分、1,350ウォン)→「クルテバッ(牡蠣最高)」でゆっくり夕食をとり(牡蠣の釜飯と生ガキ)、焼酎を楽しんだらホテルに戻ります。
おすすめコース:2日目、朝は地下鉄6号線に乗って「セジョル駅」で降り、駅から徒歩約12分の「シゴルカムジャグッ」のカムジャタンを食べて酔いを覚まします。
→「セジョル駅」駅から「弘大入口(ホンデイック)」駅まで電車で移動(19分、1,350ウォン)し、1番出口直結の雑貨屋さん「BUTTER」で安くてかわいい雑貨を探します。8番9番出口近くの「カカオフレンズストア弘大フラッグシップストア」の地下では、2018年5月27日まで「Musee de KAKAO FRIENDS」展示会をやっていて(入場料3,000ウォン)、金色の風船に囲まれたライアンや、目がきょろきょろ動くKAKAOキャラクターなど、写真を撮るのにとてもおすすめです。
→「弘大入口(ホンデイック)」駅から「恵化(ヘファ)」駅まで電車で移動(28分、1,350ウォン)し、インドカレー屋さん「Cali」で軽くランチをとります。
→午後は、梨花洞壁画村から駱山(ナクサン)公園をぐるっと歩いて散策して、たくさん写真を撮ってSNSに上げましょう。たっぷり歩きまわって疲れたら、「恵化(ヘファ)」駅から電車で「教大(キョデ)」駅へ移動(31分、1,450ウォン)し、「教大コプチャン」でコラーゲンたっぷりの、ぷりぷりコプチャンで夕食をとって、ホテルに戻ります。
おすすめコース:3日目、朝は電車で「孔徳(コンドク)」駅に移動し、駅から徒歩約3分の「元祖麻浦ハルモニピンデットッ」でカラフルなごちそうチヂミを食べます。しっかり食べて目が覚めたら、ディープな孔徳伝統市場を覗いてみましょう。ここは海鮮類も多く、水槽には日本では見られない魚やうなぎがぎっしり。珍しい写真が撮れると思います。
→「孔徳(コンドク)」駅から電車で「梨泰院(イテウォン)」駅に移動(7分、1,350ウォン)、駅から徒歩約3分の「TOMATILLO梨泰院店」のメキシコ料理でランチにします。
ランチの後は梨泰院(イテウォン)のおしゃれな街並みの写真を撮りながら街を散策→つるつる頭がトレードマークのホン・ソクチョンさんの経営するカフェ・ダイニング「マイスイート」のカフェで休憩します。ここは俳優やK-popスターの訪問が多いことで有名なお店ですが、店内のインテリアも料理もフォトジェニックで、スイーツも美味しいと評判です。
→「梨泰院(イテウォン)」駅から電車で「ソウル」駅に移動(16分、1,350ウォン)、ソウル駅前の大型スーパー「ロッテマート」でお買い物をします。大量のラーメンや1+1のシャンプー・トリートメント、キムチなどを購入して店内で箱詰めし、そのままEMS(国際スピード郵便)で日本の自宅に配送します(この手続きもロッテマート店内で可能です)。
→「ソウル」駅から電車で「西大門(ソデムン)」駅に移動(19分、1,350ウォン)、駅から徒歩約5分の「ハノッチッ」で正統派キムチチムとモッツァレラチーズ入りの巨大卵焼きで夕飯を食べてホテルに戻ります。
おすすめコース:4日目、朝は電車で「永登浦市場(ヨンドゥンポシジャン)」駅に移動し、駅から徒歩約5分、「knkデジタルタワー」内の「ククスナムknk店」で朝食をとります。
→徒歩でショッピングモール「TIMES SQUARE(タイムズスクエア)」まで移動(約10分)し、晴れていれば屋上庭園をお散歩、雨ならショッピングモールや地下のEマートをぶらぶらします。
→「TIMES SQUARE(タイムズスクエア)」から直結の「永登浦(ヨンドゥンポ)」駅から電車で「弘大入口(ホンデイック)」駅まで移動(22分、1,350ウォン)、駅から徒歩約6分の「Amazing Thailand(アメージング・タイランド)」の本格的タイ料理でランチにします。
→午後は「弘大入口(ホンデイック)」駅から電車で「恵化(ヘファ)」駅まで移動(28分、1,359ウォン)、4番出口すぐの「ソウル演劇センター」で時間が合いそうで面白そうな演劇を選んでチケットを購入、大学路(テハンノ)で演劇を鑑賞します。夜は「スンデ実録(スンデシルロク)」のスンデステーキとビールで夕食にします。