韓国が好きな方や韓国語を勉強している方は「韓国人のお友達が欲しい!」と思うことでしょう。新たな素敵な出会いがあった時に、まず必要なのは自己紹介ですね。
韓国語で上手に自己紹介が出来たら、相手にもよい印象を持ってもらい親しくなれるチャンスです!ということで、今回は韓国語で自己紹介をするポイントをまとめてみます。
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【韓国語で自己紹介】これだけは知っておきたいポイントは?
礼儀作法は日本と一緒
韓国と日本の文化には似ている所がたくさんあります。
挨拶をする時のお辞儀や握手は日韓共通です。
「アンニョンハセヨ」という挨拶の言葉と共にお辞儀をしましょう。握手は相手が目上の人の場合はこちらから握手を求めるのは失礼になるので、相手が先に差し出してきたら受けるようにしましょう。
年齢を伝える
韓国では日本と同様に敬語の文化がありますが、日本より年齢を明確にして年齢の上・下をハッキリさせます。
そしてたとえ1才でも相手が年上なら敬語で話さなければ失礼になり、1才でも年下なら敬語なしで気楽に話すことができます。
もちろん役職や立場によっては変わりますし、あまり親しくない間柄ならしばらくは敬語で話すのが普通ですが。日本では年齢を聞くのは失礼になる時がありますが、韓国ではそこをハッキリとさせるためにすぐに年齢を聞かれます。
なので自己紹介をする場合は自分から年齢を伝えるといいでしょう。
韓国の好きなところを交えて話す
誰でもそうだと思いますが、自分の国を好きだと言ってもらえたら嬉しくない訳がないですよね。
「韓国のこのドラマが好きです」「韓国アイドルの〇〇が好きです」「韓国料理の〇〇が好きです」など、韓国についての自分の熱い想いを伝えるのが好印象な自己紹介になる秘訣だと思います。
定番項目で学ぶ!簡単に【韓国語で自己紹介】をしてみよう!
あいさつ
まずは基本的な挨拶
안녕하세요(アンニョンハセヨ)
「こんにちわ」だと解釈している人も多いようですが、これは朝でも夜でも使える万能な言葉です。初対面でもまずは「안녕하세요」から始めましょう。
それに続く挨拶言葉は、初対面の場合は
처음 뵙겠습니다(チョウム ベッケッスムニダ)
「처음 뵙겠습니다(チョウム ベッケッスムニダ)」=「初めまして」。
만나서 반가워요(マンナソ パンガウォヨ)
「만나서 반가워요(マンナソ パンガウォヨ)」=「お会い出来て嬉しいです」
などがあります。
名前
내 이름은 〇〇입니다(ネ イルムン 〇〇イムニダ)
「내 이름은 〇〇입니다(ネ イルムン 〇〇イムニダ)」=「私の名前は〇〇です」
という表現です。
韓国人と比べると日本人の名前は長く、どこまでが姓でどこからが名前なのかわかりづらいことがありますので、
○○라고 불러줘요(〇〇ラゴ プルロジュセヨ)
「○○라고 불러줘요(〇〇ラゴ プルロジュセヨ)」=「○○と呼んで下さい」
と続けるとよいでしょう。
年齢
나이는 〇〇 살입니다(ナイヌン 〇〇サリムニダ)
「나이는 〇〇 살입니다(ナイヌン 〇〇サリムニダ)」=「歳は〇〇才です」
という表現です。
ここで気を付けたいのは、まず日本と韓国では年齢の数え方が違うということです。韓国では数え年形式なので生まれた時が1才になります。
さらに韓国では数の数え方が2種類あり、年齢を言う場合は固有数詞を使います。日本で言うところの「ひとつ、ふたつ、みっつ」という言い方なのですが、これは覚えるしかありません。
年齢の数え方がわからない・固有数詞が覚えられないという方は、
저는 〇〇년생입니다(チョヌン 〇〇ニョンセンイムニダ)
「저는 〇〇년생입니다(チョヌン 〇〇ニョンセンイムニダ)」=「私は〇〇年生まれです」
という言い方がオススメ。〇〇には西暦の下二桁を入れ、漢数字で表現します。
出身
〇〇 출신입니다(〇〇チュルシンイムニダ)
「〇〇 출신입니다(〇〇チュルシンイムニダ)」=「〇〇出身です」
〇〇에서 왔어요(〇〇エソワッソヨ)
「〇〇에서 왔어요(〇〇エソワッソヨ)」=「〇〇から来ました」
家族
「夫」は「남편(ナンピョン)」や「신랑(シンラン)」と言います。
「신랑(シンラン)」というのは日本語にすると新郎のことで日本で使うのは結婚式ぐらいですが、韓国では日常的に使います。
また「妻」についてはなぜか「와이프(ワイプ)」と英語で言うのが一般的です。
趣味
취미는 〇〇입니다(チュミヌン 〇〇イムニダ)
「취미는 〇〇입니다(チュミヌン 〇〇イムニダ)」=「趣味は〇〇です」
または
○○를 좋아해요(〇〇ルル チョアヘヨ)
「○○를 좋아해요(〇〇ルル チョアヘヨ)=「〇〇が好きです」
と言うように表現します。
好きな食べ物
趣味で出てきた例文をそのまま使えます。
좋아하는 음식은 〇〇입니다(チョアハヌン ウンシグン〇〇イムニダ)
「좋아하는 음식은 〇〇입니다(チョアハヌン ウンシグン〇〇イムニダ)」=「好きな食べ物は〇〇です」
という表現もあります。
誕生日
생일 〇 월 〇 일입니다(センイルン 〇ウォル〇イリイムニダ)
「생일〇월〇일입니다(センイルン 〇ウォル〇イリイムニダ)」=「誕生日は〇月〇日です」
何月何日という日付を言う場合は「1、2、3」という数え方の漢数字を使うので要注意です。
これを入れたら自己アピール完了!最後に使いたい文章!
締めくくりの文章としては
잘 부탁드립니다(チャル ブタカムニダ)
「잘 부탁드립니다(チャル ブタカムニダ)」=「よろしくお願いします」
が一般的ですね。
감사합니다(カムサハムニダ)
「 감사합니다(カムサハムニダ)」=「(聞いてくれて)ありがとうございます」
でもいいです。
よくアイドルや芸能人が使う言葉
많이 사랑해주세요(マニ サランヘジュセヨ)
「 많이 사랑해주세요(マニ サランヘジュセヨ)」を直訳すると「たくさん愛してください」になります。
他にも
많은 관심을 부탁드립니다(マヌン クァンシムル ブタッドゥリムニダ)
「많은 관심을 부탁드립니다(マヌン クァンシムル ブタッドゥリムニダ)」直訳すると「多くの関心をよろしくお願いします」となります。
どちらも「よろしくお願いします」の親しみを込めたようなニュアンスになるので、日本人が使ったら面白いかもしれません!
ここだけは注意!間違いやすい【韓国語で自己紹介】する際の点!
項目別にもお話しましたが、気を付けたいのは数字を使う時です。
漢数字なのか固有数詞なのか、これは前もって勉強して覚えるしかありません。最初は全部を覚える必要はありません。
自分の年齢・生まれ年(西暦)・誕生日に関する部分だけ、〇才・〇年・〇月といった単位とセットにして覚えましょう。
まとめ
自己紹介は相手に好印象を与えられるかどうかの大事なポイントですね。でも韓国語を間違えずに上手に言えるかどうかより、伝えようとする気持ちがどれだけあるかが大事だと思います。
それは日本語でも全く同じことで、自信なくボソボソと話しても相手には伝わりません。
間違っても大丈夫!元気よく気持ちよく、自信を持って話せばきっと好印象な自己紹介になるはずです。